好奇心が旺盛で不思議なことが大好きな朝日奈みらいは、中学2年生になる春休み、
魔法つかいの少女・リコと出会う。
奇跡と魔法に導かれて、リコと共に伝説の魔法つかい「プリキュア」に変身!
みらいが大切にしているクマのぬいぐるみのモフルンや、「リンクルスマホン」から生まれた妖精のはーちゃんとも手を取り合って、
「魔法界」と「ナシマホウ界(人間界)」というふたつの世界に迫った混沌を退ける。しかしそれはみんなの別離を伴うものだった。
数年後に奇跡的な再会を果たしたみらいたちは、それぞれの世界で、それぞれの未来へ向かって歩み始める。
みらいはナシマホウ界で大学生に。魔法界に戻ったリコは、魔法学校の先生に。
モフルンは変わらずみらいの隣に。
そして、はーちゃんは遠いところから世界を見守る存在に――。
だが、そんななか、魔法界とナシマホウ界に新たな災いが現れて……?
新たな災いの兆しをきっかけに、数か月ぶりの再会を果たしたみらいとリコ。
謎の敵を退ける一方で、ふたりは自分たちの過去、そして未来と向き合うことになるのだった――。
「キュアップ・ラパパ!」の魔法の言葉で、ワクワクもんの物語がいま再び動き出す!
第7話刻をつかさどるもの
クロノウストの力で石化したアイルは、魔法界で詳しく調べられることになった。
一方、みらいたちはことはに、これまでいったい何があったのかを質問する。
ことはによると、アイルの目的は、フェリーチェの力を食べさせることで刻の魔獣クロノウストを完全復活させ、その力で自分が幸せだった時を永遠のものにすること。
ことははその野望を阻止するため、ひすいを生み出して自ら力を託し、彼女をみらいたちのもとに送ったのだという。
みらいとリコはことはとの再会を喜びつつも、ひすいが消えた悲しみを払えずにいた……。
そんな中、みらいの友人・壮太がクロノウストの影に襲撃される。
未来を拒んだ人間の“時”を食べて力に変えるクロノウストの影は、駆け付けたキュアミラクルも「過去に戻ればひすいにまた会うことができる」と誘惑。
だが、キュアミラクルはことはの助言でその甘言をはねのけて、クロノウストの影を退け、壮太の時を取り戻したのだった。
スタッフ
- 脚本村山功

