好奇心が旺盛で不思議なことが大好きな朝日奈みらいは、中学2年生になる春休み、
魔法つかいの少女・リコと出会う。
奇跡と魔法に導かれて、リコと共に伝説の魔法つかい「プリキュア」に変身!
みらいが大切にしているクマのぬいぐるみのモフルンや、「リンクルスマホン」から生まれた妖精のはーちゃんとも手を取り合って、
「魔法界」と「ナシマホウ界(人間界)」というふたつの世界に迫った混沌を退ける。しかしそれはみんなの別離を伴うものだった。
数年後に奇跡的な再会を果たしたみらいたちは、それぞれの世界で、それぞれの未来へ向かって歩み始める。
みらいはナシマホウ界で大学生に。魔法界に戻ったリコは、魔法学校の先生に。
モフルンは変わらずみらいの隣に。
そして、はーちゃんは遠いところから世界を見守る存在に――。
だが、そんななか、魔法界とナシマホウ界に新たな災いが現れて……?
新たな災いの兆しをきっかけに、数か月ぶりの再会を果たしたみらいとリコ。
謎の敵を退ける一方で、ふたりは自分たちの過去、そして未来と向き合うことになるのだった――。
「キュアップ・ラパパ!」の魔法の言葉で、ワクワクもんの物語がいま再び動き出す!
第5話流れ行く歳月
普通では考えられないようなスピードでどんどん大きくなっていくひすい。
周囲の人に怪しまれないよう、みらいとリコはひすいを連れて、リコが借りたアパートに引っ越すことにする。
一緒に家具を選び、新生活の準備を楽しむ一同。
そんななか、みらいはまたもや未来のイメージを見る。それは、アイルがいる図書館を彼女自身が訪れるイメージだった。
そのイメージに従って実際にアイルの元を訪ねたみらいは、彼が何者なのかを質問。
するとアイルは、少しずつ彼のバックボーンを語り始めた。
時を行き来できる力を求めて闇の魔法を学んだこと。その中で、自由に過去や未来に行く方法を発見したこと。そして、マザー・ラパーパの力があれば、望む時間に行くことが可能になること……。
アイルの危険性を感じたみらいは、駆け付けたリコと共にプリキュアに変身しようとするが、次の瞬間、彼女たちの脳裏にまたもや未来のイメージが浮かぶ――。
スタッフ
- 脚本村山功

