好奇心が旺盛で不思議なことが大好きな朝日奈みらいは、中学2年生になる春休み、
魔法つかいの少女・リコと出会う。
奇跡と魔法に導かれて、リコと共に伝説の魔法つかい「プリキュア」に変身!
みらいが大切にしているクマのぬいぐるみのモフルンや、「リンクルスマホン」から生まれた妖精のはーちゃんとも手を取り合って、
「魔法界」と「ナシマホウ界(人間界)」というふたつの世界に迫った混沌を退ける。しかしそれはみんなの別離を伴うものだった。
数年後に奇跡的な再会を果たしたみらいたちは、それぞれの世界で、それぞれの未来へ向かって歩み始める。
みらいはナシマホウ界で大学生に。魔法界に戻ったリコは、魔法学校の先生に。
モフルンは変わらずみらいの隣に。
そして、はーちゃんは遠いところから世界を見守る存在に――。
だが、そんななか、魔法界とナシマホウ界に新たな災いが現れて……?
新たな災いの兆しをきっかけに、数か月ぶりの再会を果たしたみらいとリコ。
謎の敵を退ける一方で、ふたりは自分たちの過去、そして未来と向き合うことになるのだった――。
「キュアップ・ラパパ!」の魔法の言葉で、ワクワクもんの物語がいま再び動き出す!
第11話みらいの決断
クロノウストの意味深な言葉と共に、ナシマホウ界の上空には巨大なコクーンが出現。
津成木町だけでなく、世界中の人々が恐怖と混乱に包まれる。
それでもプリキュアは諦めずに、生命と混沌の循環を断ち切ろうとするクロノウストの野望を阻もうとするが、彼女たちの奮闘をよそに、時の停止は始まってしまった――。
幸せだった過去に閉じ込められ、石像化する世界中の人々。そしてみらいたち……。
だが、みらい、リコ、ことは、モフルンは、なぜかみんなで同じ記憶を共有していた。
楽しかった過去のイメージを見ながら、同時に、変化していく時の尊さを噛みしめるみらいたち。
変化のないこの世界にいてはいけないという気持ちを一つにした3人とモフルンは、たとえあらゆる記憶を失うことになろうとも、マザー・ラパーパの力で現在に戻ることを選択。
リンクルストーンに再会を誓い合い、キュアフェリーチェの魔法の光に身を委ねるのだった――。
スタッフ
- 脚本村山功