ストーリー

2004年01月04日 放送

第47話
「沈黙!囚われの白バラ」

ヘルマンの策略からキースを庇い、フランシスが「黒バラ」として警察に捕まってしまった。フランシスと行動を共にしていたナージャも、仲間ではないかと疑いを掛けられ連行されてしまう。メリーアンはキースの身代わりになったフランシスの真意を確かめ、彼を助ける為に留置所へ赴くが・・・

フランシスがキースを庇ったのは、他ならぬナージャの為だと知り、メリーアンはショックを受ける。一方、ナージャはまんまと『ナージャ』の座に落ち着いたローズマリーの恩赦で釈放されていた。何とか囚われのフランシスを助けようとするナージャに、嫉妬に燃えるメリーアンが言う。「フランシスから身をお引きなさい。それ以外に、彼を助ける方法は無いのよ!」

メリーアンの言葉に動揺はしたものの、ナージャはフランシスを助け出すことを諦めない。そんな時、彼女は新聞記者のハービーと再会する。黒バラを追い続けているハービーは、フランシスが「黒バラ」だという事実に疑惑を抱いていた。ナージャはハービーを信頼し、本当の黒バラの正体を打ち明ける。時を同じくして、本物の黒バラであるキースは、留置所のフランシスの前に現れた。

再び顔を合わせたフランシスとキースは正面を切って互いの言い分をぶつけ合う。表しかたは違えども、二人は心の底から、母親の、そして愛するナージャの幸せを願っていた。死んでしまった母親には、もう何もしてやることが出来ないが、ナージャは生きている。諍いを越え、二人が辿りついた答えは、ナージャのために力を合わせることだった・・・!

スタッフ

脚本 金春 智子
演出 岩井 隆央
作画監督 川村 敏江
美術監督 ゆきゆきえ/下川忠海