60'sの名場面集へ行くのじゃ!
70's ゲゲゲの鬼太郎 鬼太郎全シリーズの中でも屈指の名作揃い!
名場面集

第1話 妖怪復活

妖怪復活
鬼太郎が忽然と姿を消して数年のときが経とうとしていた。
妖怪ポストにはあふれるほどの手紙がたまる一方、ゲゲゲの森にも土地開発の波が押し寄せている。
相変わらず鬼太郎を利用して一儲けすることしか考えていないねずみ男はその行方を必死に探していたが、その消息はつかめずにいた。
しかしひょんなことで再会した猫娘から、鬼太郎がとある漁村で世捨て人のような生活をしていることを知るのだった。
漁村では俳句を読んだり、干物を作ったりと悠々自適の生活を送っていて、かつての活躍がウソのような生活を送っていた鬼太郎と目玉親父。だがそこへ沖に出た漁船が泥田坊に襲われたとの報を聞く。
土地開発によって田んぼがなくなり、代わりとしてヘドロを求めて泥田坊は海に現れるようになったのだ。
これを聞いた鬼太郎は船に乗って泥田坊のもとへと向かう。
田を失った怒りから我を忘れている泥田坊をやむを得ず退治する鬼太郎。だが雨が降り、泥田坊は破片から無数の小型泥田坊として復活してしまう。
なんとか再び退治するも、このままでは状況が変わらないと思った鬼太郎は、小学校にある小さな田んぼに泥田坊を住まわせることにする。泥田坊も小さいが農薬を使っていないこの田んぼを気に入って事件は無事一件落着を迎えた。
そしてこの事件をきっかけに鬼太郎は再び妖怪退治に乗り出すべくゲゲゲの森へと戻っていくのであった……

第8話 マンモスフラワー

マンモスフラワー
ゴミの山に埋もれた夢の島に突如奇怪な巨大樹『マンモスフラワー』が現れた。
やがてその花を咲かせたマンモスフラワーは種を飛ばし、東京近郊に次々とその数を増やしていった。
この現代科学では対処できないマンモスフラワーを退治するよう対策本部から言われた鬼太郎は、その高飛車な態度に腹を立て一度は断るものの、ねずみ男の背中にまで生えてしまったマンモスフラワーを見て事件の解決に乗り出すことを決める。

目玉親父の推測からこの事件の首謀者が妖怪あかなめであると知った鬼太郎は、その住処と思われる東京湾に向かう。
そこであかなめと出会った鬼太郎は一方的に勝負を挑んだが、その真意に気付きマンモスフラワーの対処法を思いついて矛を収める。マンモスフラワーは汚れた場所にしか現れない、ということは清潔にすることが唯一の対処法だったのだ。
一斉に町をキレイにする人間たち。その効果はすぐに現れ、マンモスフラワーは消えていくのであった。
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第10話 アンコールワットの亡霊

アンコールワットの亡霊
4年に一度の2月29日にカンボジア各地に現れ、娘をさらう日本の落ち武者の亡霊。その落ち武者に愛する人ワランを連れ去られた森本から依頼されアンコールワットに来た鬼太郎一行。落ち武者の行動から怪しい村を見つけ調査に向かった鬼太郎だったが、何者かによって古井戸に落とされる。

そこで亡霊の正体が300年ほど前にこの地で日本人の住む村を作った山田長政の息子・オインだと知る。
オインは村を襲われたとき敵と間違えて娘を殺したことを後悔しながら死んでいったという。
だが死んでも娘と再会できず、娘の霊を捜し求め未だ成仏できずさ迷っていたのだ。
全てを知った鬼太郎はこの事件の首謀者がこの古井戸に娘の霊を封じ込めた老人トンゴだとオインに告げる。
トンゴは長政に祖先を殺された怨みをオインで晴らそうというのだ。だが鬼太郎によって娘の霊は無事オインと再会し、トンゴは退治される。
そして誘拐された娘たちも鬼太郎によって無事現世に戻った。

第14話 怪自動車

怪自動車
マイカーを求める貧乏夫婦はスクラップばかり集めた販売会で何故か普通に動く自動車を見つける。
販売員は覚えのない自動車を不思議がるが、ねずみ男は言葉巧みに夫婦に売りつけてしまう。
しかし夫婦を乗せた自動車は勝手に動き始め、暴走の果て湖の中に沈んでしまった。そこで謎の声に脅されて自動車をもう乗らないと誓う夫婦。
ねずみ男からこの話を聞いた鬼太郎は事件を調べようと販売会に向かうが、今度は販売員を乗せて怪自動車が暴走を始める。

なんとか怪自動車に乗り込んだ鬼太郎だったが、車内では妖力が効かないためゲタとちゃんちゃんこを呼べず危機におちいる。
しかしラジオのアンテナを利用して呼び出すことに成功して車外に脱出すると、化け火を呼んで怪自動車の元となっている人食い藻屑を焼き尽くす。

そしてこの事件の首謀者すねこすりが姿を現した。
今回の事件はすねこすりの仲間の犬や猫たちが自動車に無残にひき殺されたことへの復讐だったのだ。

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第29話 あかなめ

ある日、ねずみ男は言葉をしゃべる知恵バエ・ブン太と出逢い、夢の島で巨大な妖怪あかなめが誕生しようとしていることを知る。
だが時すでに遅く、人類の文明を滅ぼそうとあかなめの進軍は開始された。
現代兵器が通用しないうえに、腐食ガスによってゴミの町と化す東京。

説得を試みる目玉親父だったが、触れたモノを同化してしまうあかなめの能力によって吸収される。父を救出しようとする鬼太郎も妖力が通用せず、あかなめに飲み込まれてしまう。
だがこの危機にブン太が古代植物の種を持って来た。
この種をあかなめに植え付ければ倒せるかもしれないが、危険を冒したくないねずみ男は猫娘にその役目を任せる。
猫娘ごと種を吸収したあかなめの身体から成長を始める古代植物。
それはやがてゴミと化した町にも広がって、緑の森林となっていった。鬼太郎たちも古代植物の実から復活、それを見た人々は鬼太郎のおかげだと感謝するため、ねずみ男は面白くなかった。

第41話 地相眼

太平洋戦争が終わり日本に戻ってきた安井と元上官の金井は、一夜の宿に選んだ社の地下にある洞窟を迷う内に魑魅魍魎の世界へとたどり着いてしまう。
そしてそこで不思議な3つの玉を見つけるが、その1つが誤って安井のヘソへ張り付いてしまう。
それこそが地に関することを全て知ることのできる『地相眼』だった。

地相眼の力によって一代で巨大財閥を築く安井だったが、魑魅魍魎から地相眼の代わりとして息子を20歳になったとき差し出すか、安井の命と財産を全て差し出すかの
二者択一を迫られる。金井から数万の社員を見殺しにするのかと迫られ、どちらも選べない安井に相談された鬼太郎も、あくまで紳士的な対応の魑魅魍魎を退治するわけにはいかず困窮する。
しかし息子の安男は父の苦悩を知り、自らを差し出すことを決意した。
短い別れの後、地相眼へと身体を作り変えられる安男は薄れゆく意識の中、人はいつから経済に縛られるようになったのかと考えていた。
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第45話 原始さん

ある日東京に巨大な原始人が現れて街を破壊し始めた。自衛隊の攻撃も効かないこの巨人に鬼太郎は戦いを挑んだが、目玉親父は巨人が『原始さん』だと知り止めさせる。原始さんとは破壊された自然の代理人なのだ。
破壊された街は一夜にして緑あふれる世界へと変わり、
人々も太古の世界に戻ったように開放的になった。
政府も原始さんの存在を認め、山手線の内側を自然の宝庫として開放する。
しかしこれを快く思わない一部の人間がねずみ男を使って原始さんを山手線の外に出そうとした。
動き始めた原始さんを必死に引きとめる鬼太郎。しかし原始さんにとって自然の一部である人間の考えは最初から理解していた。原始さんは自分が現れるのが早かったと、海に帰ろうとしていたのだ。いつか全ての人間が自然を汚したことを後悔したときに戻ってくるという原始さんだったが、その時が手遅れでないと誰が保障できるのか。
人間は再び街を作り、それを復興と呼んでいた…

第49話 足跡の怪

神隠しにあった三郎の両親を探す鬼太郎は、原因が入らずの山の神・タイタンボウのタタリだと気付く。証言からねずみ男を怪しいとにらんだ鬼太郎がその跡をつけると、山田という男と接触していた。実は山田と中村は研究のためタイタンボウの石を削って持ち帰っていたのだ。
石を返してもらおうと中村のところに向かった鬼太郎の前に、身体の一部が消えていくという怪現象に襲われた山田が現れた。だがこの有様を見ても中村は石を返さないという。そのため山田のタタリは収まらず首が消え、ついには服を残して足跡だけになってしまう。
この有様を見ても動じない中村は実はタタリによってすでに人の心を失っていたのだ。仕方なく力ずくで石を取り上げて元に戻す鬼太郎だったが、そこへ狂気に支配された山田が現れる。
だがタタリによって身体が徐々に消えていき、ついには縦穴へと落ちてしまう。
そしてしばらくするとそこから無事、三郎の両親が戻って来たのだった。
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ねずみ男のあこぎな商売ベスト3
鬼太郎の親友を自称しながら、金儲けのためにさまざまなトラブルを引き起こすねずみ男。 ここではそんなねずみ男の珍商売とその事の顛末をご紹介しよう。

第17話 縁切り虫

結婚式で突然離婚宣言をする花嫁。
それは人の縁を切る“縁切り虫”の仕業だった。
かつて世界大戦の原因ともなったこの縁切り虫で一儲けしようと考えたねずみ男は、まずは邪魔な鬼太郎に縁切り虫を使う。縁切り虫によって縁を切られ、無気力になってしまう鬼太郎。
安心して縁切り相談所を開いたねずみ男の下へ実業家が現れ、世界平和会議に縁切り虫を放って戦争で大儲けしようと持ちかける。それに気付き強引に鬼太郎を連れて現地に向かった目玉親父と猫娘。
しかし鬼太郎は自殺願望を利用され、ねずみ男に火口へと突き落とされてしまう。だがこの火口から出る硫黄の熱によって縁切り虫の毒が消え、鬼太郎は元通りとなる。
縁切り虫によって滅茶苦茶になった世界平和会議も、鬼太郎の運んだ硫黄の煙で無事に進行した。
実業家とねずみ男も縁切り虫に刺され、その悪事も失敗に終わる。最後に縁切り虫の毒を消すため、火口へと吊るされるねずみ男だった。

第21話 心配屋

心配屋
製薬会社社長から無気力でサボってばかりの息子・凡太を働き者にしてほしいと相談された鬼太郎はそれは自然の摂理に反すると断る。
だがねずみ男がこんな儲け話を見逃すはずがなかった。
目玉親父から言葉巧みに宿主である人間を非凡にする能力を持つ妖怪バリバリについて聞きだしその卵を入手、妖怪を金で雇ったよろず相談の『心配屋』として社長に売り込みに行った。

半信半疑だが後払いということでバリバリの卵を飲ませると、人が変わったように働き者になる凡太。その行動は次第にエスカレートしていき、全ての病気に効く薬や、不老不死の薬を作り出そうとする。そんな薬が出来たら製薬会社は倒産してしまうと考えた社長は、今度は元に戻すよう心配屋に相談する。
そこへ現れた鬼太郎は、ねずみ男の爪の垢を飲ませて凡太から、バリバリを吐き出させ元に戻す。
そしてねずみ男は、仲間の妖怪から賃金不払いだと言われ、追いかけられる破目となってしまうのだった。
ねずみ男のあこぎな商売癖は、第1シリーズ60'sからはじまっていた!
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