70's 名場面集へ行くのじゃ!
60's ゲゲゲの鬼太郎
記念すべきゲゲゲの鬼太郎 第1作目の白黒作品!
名場面集

第1話 おばけナイター

幽霊族最後の一人である少年「ゲゲゲの鬼太郎」。
凶悪妖怪によって苦しむ人の声が妖怪ポストに届くとき、鬼太郎はその強い妖力を駆使して悪事を働く妖怪たちと戦う。だが鬼太郎が懲らしめるのは妖怪たちだけではない。
時には身勝手な欲望のままに動く人間たちにも罰を与える。
それは鬼太郎が人間と妖怪という概念でなく、みんなが仲良く平穏に暮らせることを祈っているからなのだ。

ホームランでもゴロでも思った通りに打つことができる奇妙なバットを墓場で拾ったどん平少年。
だがそのバットは妖怪チームの専用バットだった。

バットをなくして泣いている百目坊やからその話を聞いた鬼太郎は力ずくで奪い返すという牙狂いをなだめて、どん平にバットを返すように説得した。しかしバットの魅力に負けたどん平は聞く耳を持たない。
そこで妖怪チームはバットを、人間チームは自分たちの命をかけた野球試合を鬼太郎は提案、かくして人間対妖怪のナイターが始まった。
妖怪チームは絶対バットに当たらない妖怪ボールを使用するが、人間チームの抗議で特殊な道具の使用を禁止する両チーム。しかし妖怪バットがなければただの子供である人間チームは圧倒的な点差をつけられ敗北寸前。
これを見た鬼太郎はわざと時間を引き延ばして試合を時間切れ引き分けに持ち込んだ。
その結果、バットは妖怪チームに、命は人間チームへと落ち着く。
この事件を反省したどん平たちのチームは、努力を重ねて全国大会で優勝するのだった。

第10・11話 妖怪大戦争

日本をその手中に収めようと、バックベアード率いる西洋妖怪が日本本土から離れた小さな島“奇怪ヶ島”に現れた。
ただ一人逃げ出した少年からその話を聞いた鬼太郎は、日本妖怪から有志を募って西洋妖怪と対決すべく奇怪ヶ島へと向かった。
しかし残虐な西洋妖怪によって一反もめんとぬりかべが殺され、ねずみ男が催眠術によって操られてしまう。
さらにちゃんちゃんこを奪われてピンチの鬼太郎を助けようとした子泣きじじいと砂かけ婆も、敵を倒したものの尊い犠牲となってしまった。
そして一瞬の隙を突かれて、鬼太郎もベアードの催眠光線によって操られてしまい、日本侵略の尖兵となってしまう。しかし灯台が発する光がベアードの目をくらまして鬼太郎を正気に戻した。
苦戦の末にかろうじてベアードを倒した鬼太郎だったが、犠牲になった仲間の妖怪のことを思うと素直に喜べない。
「戦争とはそういうもんじゃ…」目玉親父は鬼太郎に戦争の虚しさを教えるのだった。
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第13話 地獄流し

銀行強盗を行い、二人も殺害して逃亡する凶悪犯・政吉と豆蔵がゲゲゲの森へと逃げ込んできた。
だが底なし沼にはまってしまい、ねずみ男に危機を救ってもらうことになる。
二人を銀行強盗と知るねずみ男は助けたことの報酬を要求するが、逆に返り討ちにあってしまった。

そして無駄にカラスの命を奪い、鬼太郎の家へと勝手に上がるなど好き放題の政吉と豆蔵。そんなこれまでの行動を怒った鬼太郎は二人に罰を与えるべく地獄行きのキップを送った。
良い逃げ場があったと喜んで地獄行きのバスに乗る政吉。
残った豆蔵も鬼太郎の導きでいつの間にか地獄へとやって来てしまう。
異様な光景の中、無数の妖怪たちに囲まれた二人は地獄へは片道キップだと教えられ、初めて自分たちの行動を悔いるのだった。
このままにするのかと訊ねる目玉親父に霊界テレビでその様子を見ていた鬼太郎は、生きた人間が地獄にいると妖怪たちが気味悪がるから明日警察に引き渡すと言うのであった。

第54話 妖怪ラリー

一儲けすることを考えていたねずみ男は人間の自動車ラリーを見て、世界妖怪ラリーを開催することを思いつく。優勝商品は開催地である佐渡ヶ島の所有権。
この暴挙を怒る鬼太郎にねずみ男は「鬼太郎が優勝すれば問題ない」と勝手な理屈を唱える。それを聞いて渋々出場を決める鬼太郎。

こうして開催された妖怪ラリーだったが、序盤から問答無用で荒れ放題のレース展開が続く。しかし鬼太郎は目玉親父のチューンが逆効果になってダントツの最下位だったため、マイペースでレースを進めていた。
その実力を知る妖怪たちはこのまま争っては無事な鬼太郎が優勝してしまうと、優勝商品の佐渡ヶ島を山分けにするという条件で共同戦線を張ることにした。
無事なベアードとグレムリンを先に行かせて鬼太郎の邪魔をする妖怪たち。しかしこの罠を突破して鬼太郎は堂々の優勝。そしてこの鬼太郎の活躍をおもしろくないねずみ男は、テレビ局に売り込む計画を諦めてしまうのだった。
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ねずみ男のあこぎな商売ベスト3
鬼太郎の親友を自称しながら、金儲けのためにさまざまなトラブルを引き起こすねずみ男。 ここではそんなねずみ男の珍商売とその事の顛末をご紹介しよう。

第20話 猫娘とねずみ男

エンマ大王の赤紙。それは人間の体にいる三虫から報告を受けたエンマ大王が悪事を働いた人間を殺すように妖怪へ送る指令書のことだ。
赤紙を受け取ったが、人間を殺せないと鬼太郎に相談する雨降り小僧。代わりを引き受けた猫娘だったが目的の人間は事故で死んでしまう。
三虫の話を聞いたねずみ男は、これを元にインチキ宗教を作って年寄りから大金を巻き上げる。
すると鬼太郎の元にねずみ男を抹殺せよと赤紙が来てしまう。
悪事を働いたとはいえ友達は殺せないと、悩んだあげく猫娘の協力で鬼太郎はねずみ男にインチキ商売を止めさせる。
しかしあくまで抹殺せよと、エンマ大王は身代わりとして目玉親父を捕らえる。そこで鬼太郎はエンマ大王に報告している体の中の三虫を殺すため、ねずみ男に断食をさせた。
それから数日、三虫からの報告が途絶え開放される目玉親父。
三虫が死んで喜ぶねずみ男だが、栄養を取ると新しい三虫が生まれると聞きゲンナリするのだった。
ねずみ男のあこぎな商売癖は、懲りずに第2シリーズ70'sにもつづく!
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