９６年6月19日放映

わくせい うらぎ マシン惑星M2… 裏切りのギル!?
脚本／おおいとしのぶ 美術／藤田勉 作画／菅野利之 絵コンテ／山田重保
4つ目のドラゴンボール探しにさらなる結束を固めた悟空たち。だが、ドクターミューの命を 受けた将軍リルドによって悟空生け捕りのための作戦が着々と進められていた。 飛行中の宇宙船 「ギル……ノホシ……」「……カエル……アソコ……」ギルの様子がおかしい。自分の故郷を 見つけたようだ。惑星をじっと見入るギルの姿に悟空たちはその星に寄ることにする。 その惑星の名はM２、そこには人の姿はなく、ギルと似た形のロボットが次々と現われる。ど のロボットもギルに対して「DB４６４９T2006RSダ!」「ヨクヤッタ、オカエリ」などとまるで ギルの知り合いであるかのように話し掛けるが、全くギルには身に覚えがない。しかし、リルド 将軍を見たとたんギルの様子がおかしくなった。 「コッチコッチ」ギルの誘導にしたがって行動する悟空たち。その時、4人の戦闘タイプのロ ボットが姿を現した。「変わった気だがすごいパワーだ」そう感じ取った悟空であるが、いきな り自分達のエネルギーを爆弾のように破裂させ、悟空たちは宙に巻き上げられ地面にたたきつけ られる。 “M2コマンドー”と名乗る不気味なロボットたちの１人が不意に催眠ガスを吹き付け、 トランクス、悟空は意識が途切れてしまう。 「コイツラトドラゴンボールヲツレテイク」さらに驚くことにギルの声も態度も、今までのギ ルとは全く違って冷たい。パンに背をむけ、4人組とともに去っていくギル。 「ギル！あんた、そいつらの仲間だったの!? 」ショックを受けるパン。 なんとギルはリルド将軍の部下であった。とらわれの身の悟空とトランクスの運命はいかに！