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第 29 話

金田一少年の決死行 ファイル4

2015/10/24

  • 脚本:島田 満
  • 演出:角銅 博之
  • 作画:小松 こずえ
  • 美術:桐本 裕美子

松岡、文香、四之宮、神山は旧日本軍の金塊を我が物にするため、大学教授だった狩谷とその息子の純を生きたまま地下壕へ閉じ込めた。18年前の事件に端を発した今回の復讐劇は、文香、四之宮、松岡と犠牲者を出す凄惨な連続殺人事件となり、そして真犯人・岩窟王は地獄の傀儡師高遠が考えた巧妙なトリックを使い、はじめをも催眠殺人の犯人に仕立て上げた。
全ての謎を解いたはじめは、江健一、南麗晶、周龍道をキングドラゴンホテルのホールに集め、李や剣持、明智が見守る中、はじめは大きな剣を美雪に突き刺してみせる。騒然となる面々。だが、美雪は無事だった。はじめは自分を犯人に見せかけるために、真犯人が今のマジックと同様のトリックを使ったと説明する。そして、言い放つ。「真犯人、岩窟王はこの中にいる!」
明智が刺された時の一部始終を美雪が振り返る。電話で呼び出され、旧館から窓の外を見ると、向かいの建物にいたはじめが明智の左胸にナイフを刺した。しかし、はじめは疑問を呈する。何故、左胸を刺されたにも関わらず、明智は生きているのかと。それこそが、このトリックを解き明かす鍵であると。
同様に、はじめは文香が殺害された時も同じ原理のトリックが使われたと推理する。誘拐犯からの電話で赤い服の女を追った李は旧館のエレベーターホールへ。そこで李はエレベーターに乗るボーイと赤い服の女を目撃。李は3階でエレベーターに追いつくが、中から出てきたボーイに女は2階で降りたと言われる。そして李は2階に行って赤い服を着て殺害された文香を発見したのだ。
二つの事件から導き出される驚愕のトリック。高遠が周到に作り上げたシナリオ。復讐劇を続けた巌窟王の正体。香港を舞台にした血塗られた凶行、その全てが明らかになる!

    

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