各話あらすじ

  • あらすじ一覧
  • 最新のお話

第 28 話

金田一少年の決死行 ファイル3

2015/10/17

  • 脚本:島田 満
  • 演出:円 由利子
  • 作画:市川 吉幸
  • 美術:桐本 裕美子

松岡は、はじめが巌窟王に指示され、文香、四之宮を殺害したと疑い、協力者の周龍道と共にアジトに監禁する。しかし、はじめは機転を利かせ間一髪のところで、松岡を懐柔することに成功。松岡の隙をつき、アジトに残された旧日本軍の隠し財産の金塊が入った金庫を発見し、18年前に起きたあの地下壕での出来事も聞き出す。
松岡が語る真実。18年前、元大学教授の狩谷は旧日本軍の暗号を解読して隠し財産の在り処を知り、10歳の息子の純、教え子の松岡、文香、四之宮、神山を連れて香港にある旧日本軍の地下壕へやって来た。松岡たちは狩谷が金塊を独り占めすると疑い、狩谷と純を生きたまま地下壕に閉じ込めたという。
ところが話し終えた途端、松岡は突然逃げ出してしまう。はじめは周龍道と共にその後を追うが、次にはじめが見つけた時、松岡は銃殺され変わり果てた姿となっていた。
通報を受けた李は松岡殺害の現場を訪れていた。聞けば、目撃者が犯人を撮影していたという。写真を見やる李。そこには、現場でピストルを持ったはじめが写っていた。
一方その頃、はじめは周龍道のアパートに身を隠していた。束の間の休息をとったはじめは、改めて周龍道に礼を言う。そして、いつか日本に遊びに来ないかと誘うのだった。
周龍道が仕事に行った後、はじめは衝撃的な事実を知る。周龍道が残していった日本語新聞。そこに書いてあったのは、明智が死亡したことを告げる記事だった。
はじめは決意を新たに、事件解決の手がかりを求め再び地下壕を訪れる。香港警察の目を盗み、地下壕への侵入を果たしたはじめ。地下壕に残るもの、手製のモリ、古い懐中電灯、火を起こすための道具。岩窟王の所有物をくまなく調べる中で、はじめは一つの結論を導き出す。やはり、ここにはなければならないあるものが欠けている。
事件解決の糸口を掴んだはじめは、その足である場所へ向かう。そこは今回の事件の始まりを告げた舞台、キングドラゴンホテル。全ての謎を解き明かすため、そして巌窟王と高遠との謀略に打ち勝つため、最終対決はもう目の前に迫っていた。

    

  • 金田一少年の事件簿R 2014年サイトはこちら!
  • 金田一少年の事件簿 前TVシリーズ番組サイト
  • 金田一少年の事件簿 スペシャル番組サイト
  • 金田一少年の事件簿 TVシリーズの視聴はこちら!
  • 金田一少年の事件簿 死神病棟殺人事件

ページの先頭へ