第 49 話 みんなの心をひとつに!私は最強のプリキュア!!2011/01/30
脚本:栗山 緑
演出:長峯達也作画:馬越嘉彦美術:田中美紀
プリキュア・ハートキャッチ・オーケストラがデューンにさく裂、これで砂漠の使徒もいなくなって、ようやく地球に平和が戻ってくるかと思われました。でも、デューンはまだ立ちあがってきます。しかも、今まで以上に憎しみの力を増幅させ、ついに地球と同じくらいにまで巨大な姿へと変身してしまいました。デューンの力の源は、憎しみや悲しみの心だったのです。怒りのデューンは、地球を壊そうと暴れ始めました。それを見たキュアブロッサム、キュアマリン、キュアサンシャイン、キュアムーンライトは地球を守るため、デューンを止めようとその前に立ちふさがります。いよいよ最後の決着のときでした。
デューンに対抗するには愛の力しかありません。ブロッサムは、今まで自分たちの愛で悲しみや憎しみの心を癒すことができなかったことをデューンに謝ります。そしてブロッサム、マリン、サンシャイン、ムーンライト、シプレ、コフレ、ポプリたちは、ハートキャッチミラージュの無現力をついに解放しました。宇宙に咲く大輪の花!無限の力と無限の愛を持つ星の瞳のプリキュア、無限シルエットの誕生です。デューンは無限プリキュアにパンチを浴びせますが、まったく効き目がありません。そして無限プリキュアは、愛の力を込めた最後の決め技『プリキュア・こぶしパンチ』をデューンにさく裂させるのでした。 |
砂漠の使徒がいなくなって、しばらくのときが経ちました。季節はもう夏です。無事、つぼみの妹、ふたばも生まれました。その可愛らしいふたばの姿を見て、えりかももうメロメロです。いつきも髪を伸ばし、女の子らしい姿になりました。いつきを迎えに行ったつぼみとえりかは、そこにクモジャキーっぽい人がいてビックリ。何でも熊本という人で、クモジャキーがもとに戻った姿みたいです。きっとコブラージャやサソリーナも、それぞれの生活に戻ったことでしょう。ようやく平和なときを迎え、みんなも幸せそうです。でも、この平和を取り戻した無限プリキュアの力に、えりかはいまだに興奮気味でした。
そこへ、こころの大樹の様子を見ていたシプレ、コフレ、ポプリとゆりが現れました。いつまでも無限の力に頼らず、それぞれの未来の夢を考えることにしたみんな。えりかはファッションデザイナー、いつきは明堂院流の武術を極めながらいろいろなことに挑戦する様子、ゆりは考え中みたいです。そしてつぼみは、もう一度宇宙に行くため、宇宙飛行士を目指すことを宣言。つぼみはできることなら草や花もない宇宙空間に、花を咲かせたかったのでした。そうすれば、悲しみや憎しみの心が少しでもなくなって、愛の心がもっと広がるのでは?と考えたからです。みんなもそんなつぼみの心がわかったみたいで、笑顔になるのでした。 |
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