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各話あらすじ
第51話 ネバーエンディング
脚本:影山 由美
演出:山吉 康夫
作画監督: 
美術監督:
97年8月31日放映
(「新しく始まると思った・・・けど・・・、こんなこと続いたら道明寺もあたしも持たないよ。
だから・・・、おしまいにしよ。」)

つくしが司とさよならをしてから3ヶ月が過ぎた。司と滋は姿を見せていない。
類は静さんのいるパリへ旅立ってしまい、F4も二人になってしまった。
最近、和也と桜子が良く一緒にいるのを見かける。
浅井たちは新しいターゲットを見つけたらしい。
田舎の両親もすっかりそこの生活になれたようだ。多少の変化を別にして、つくしの回りを平凡だけど穏やかで、平和な日々が過ぎていった。

そんな折り、司と滋が結婚するという情報が舞い下りてきた。
だがもはやつくしは気に留めた様子を見せない。今を楽しんでいるようだ。

今日は二人の新婚旅行の出発日。港に全校生徒が集まっている。
その中にはぼんやりとしたつくしの姿も有った。
ファンファーレとともにリムジンが入ってくる。
タキシード姿の司とウエディングドレスに身を包んだ滋が腕を組んで登場だ。
周囲の生徒が歓声とため息で盛りあがる中、一人ふらっと列からはなれるつくし。
その前に現れたのは、うらら先生だった。

うらら先生から渡されたメモは司からのものだった。
「・・・今更あたしに・・・?」メモをよむつくしの瞳がぎょっとしたように光り、船の方を見やる。
幸せ一杯でたまらないといった顔の滋の横で、死んだような目をしている司。
怒りがふつふつをわきあがる。
「・・・道ー明ー寺ー!」脱兎のごとく走り出すつくし。
(牧野・・・オレは、どこか面白そうな国でずらかる。結婚なんてチャラだ。そのうち帰るからそれまで元気でな。あばよ!)
生徒達をかき分け船の所へいくつくし。
タラップはもう離れてしまっている。猛然と走るつくし。
ジャンプ一番、甲板からたれているロープに飛びつく。
驚く生徒達と、楓、椿たち。司の顔にも驚きの顔が・・・・。
船員に助けられ甲板に上がったつくしは、全力疾走で司に向かっていく。
「どーみょーじーー!!」
飛び蹴りが司に炸裂した!何がなんだかわからない司。
つくしに問い詰められても、何の事か分からない。
「わーい!つくしが怒った!怒った!」横で喜んでいる滋の姿が・・・・。
「????」目が点のつくしと司。
「あーっ苦労しちゃった。でも転校までしたかいが有ったわ。」
「は?まさか・・・この結婚式って・・・!?」
「もち、司のおばさんの裏をかくためよ!」
虚脱状態のつくしと司の前で話しを続ける滋。
実は豪華キャスト総出演で、つくしを怒らせる為に一芝居うったのだ。
手紙は類が書いたものだった。
呆然とするつくしにベールをかぶせ海に飛び込む滋。
「じゃーねー!」
そこには、今回の仕掛け人達、和也、桜子、西門、美作を乗せた船が有った。

 船に電話をかける楓。「息子と・・・・その連れをよろしく・・・・。」

船上で見詰め合うつくしと司。
お互いの瞳には、相手の姿しか映ってない。司のやさしい眼差し。
「道明寺・・・」それに答えるかのようなつくしの笑顔。


爽やかな空の下、二人の新しいストーリーが始まろうとしている・・・・。
Fin.
sub
第51話
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