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第 33 話 『 Vゲット! 心でつなげ光のパスライン!! 』
2004/09/26 |
脚本
川崎 良
演出
岩井隆央
作画監督
飯島秀一
美術監督
行 信三/いでともこ
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最近、志穂の様子がおかしい。ラクロスの練習が終わってもなぎさや莉奈と一緒に帰らず、たったひとりで居残り練習をしているという。どうやら原因は前回の試合で負けたこと。ゲームメーカーの役割を担っていた志穂は、なぎさたちに有効なパスを回すことでチームの柱となっていたのだが、たった一度のパスミスで得点を許してしまい、それを自分の責任だと思っているようなのだ。しかも追い討ちをかけるように、後輩の「先輩ヤバいよね」というヒソヒソ話を聞いてしまいショックを受けてしまう。
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自分を責めるあまり親友の莉奈に対してもキツくあたってしまう志穂。そのせいで口論になり、思わず莉奈は「そんなに自信がないなら、もうやめちゃいな!」と言い放ってしまう。心にもないことを言ったことで落ち込む莉奈。また志穂もラクロスを辞めようと考えていることをなぎさに打ち明ける。しかし莉奈から相談されていたほのか、そして志穂に打ち明けられていたなぎさは、かつて自分たちがした大ゲンカのことを思い出し、それぞれ莉奈と志穂を慰めようとした。だが今の志穂になぎさの助言を受け入れられる余裕はない。
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ラクロスの試合当日、志穂は会場に来ていたもののスランプから立ち直れず依然落込んだままだった。そんな時、なぎさは相手校の選手から「一緒に写真撮ってください」とお願いされる。だがその選手はなぎさを罠にかけようとしたレギーネの変装で、なぎさは猛攻撃に晒されてしまった。そこへ駆けつけるほのか。ふたりはプリキュアに変身すると、遅れて登場したジュネとコンビ攻撃を仕掛けてくるレギーネと交戦状態に入る。その頃、試合会場ではなぎさを欠いたベローネ学園チームがいよいよ試合に挑もうとしていた。
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レギーネとジュナを撃退したなぎさがチームに合流した。それによって志穂・莉奈も元気付けられチームは勢いを取り戻す。しかし前回の試合でのミスを思い出した志穂は、パスを出そうとする度に手元を狂わせてしまいさらに萎縮してしまった。そんな時に響く、なぎさの「絶対捕るから!!」の声、そして莉奈の「仲間を信じて!!」の声援。思い切った志穂はパスを成功させ、さらになぎさの指示でゴールを決めることにも成功する。そうして完全に復活した志穂の活躍でチームは勝利し、ようやく志穂は笑顔を取り戻すのだった。
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