第 25 話 『 いざ光の園へポポ!私たちも!? 』 2004/07/25
脚本  清水 東 演出  山田 徹 作画監督  高橋任治 美術監督  行 信三/いでともこ
光の園からやってきた使者・ポルンに一緒に来るように言われたなぎさとほのか。光の園ではどうやら長老やクィーンも二人を待っている様子。ポルンに連れられ、虹を渡るために家の中に入ると、なぎさ達の身体は光に包まれる。未知の世界である光の園へ行く事に不安ななぎさに比べ、ほのかはなんだか楽しそう…。「もしかして私達もメップル達みたいな姿になっちゃうかも…。そんなのイヤー!」なぎさの叫びも空しく一行は光の園へ到着。まだ闇の傷跡が残りつつも、花が咲き乱れ美しい光の園。住民達に迎えられ、メップル・ミップルはとうとう故郷に帰ってきたのだ!
メップル達に案内されて、城へと向かうなぎさ達。不思議な雰囲気の城で最初に待っていたのは、立派な髭を生やした長老。「ご苦労だったの、メップル・ミップル」懐かしい人物との再会に涙を浮かべて喜ぶメップルとミップル。緊張するなぎさ達にも、長老はプリズムストーンを集めてくれたお礼を言う。「さすが伝説の…なんじゃったかのう?」「伝説の戦士ミポ!」ドツクゾーンはあらゆるものを食いつくし、生命を感じさせるものを何も残さない。光の園がなんとか無事だったのは光の力に守られているからで、その力の源は他でもないプリズムストーンだという。「さぁ、クィーンにお目通りを。伝説の戦士に一目会いたいと仰っておる」  
クィーンの間に案内された二人。光に溢れるその場所はまさしく王女の間といった感じだが…。「クィーンは?」肝心のクィーンの姿が見えずキョロキョロするなぎさ。しかし、「クィーンなら目の前におるじゃろうが」何とクィーンは巨大な姿で、椅子に座って慈愛に満ちた表情を浮かべている!驚くなぎさとほのかに、お礼を言うクィーン。そこでなぎさはクィーンに疑問を投げ掛ける。「でも、どうしてこんな大役を私達みたいな中学生に?」メップル達も分からないらしく不思議そうな顔をしている。しかしクィーンは微笑んで、理由はなぎさ達の心の深い所にあるという。結局訳が分からないまま、クィーンに言われるままに光の丘へ向かうが…。
「ここだけは闇の力に食い荒らされずにすんだ…」光の丘は七つのプリズムストーンの力を引き出す場所だという。その為にはなぎさとほのかの協力が必要不可欠らしい。ウィズダムを呼び出し、丘の中心に石を置いていよいよ全てが元に戻る時が来る、ハズが…辺りに響く異様な地響きに、転がり落ちる七つの石。雷を伴う地割れと共に闇から這い出してきたのは、何とイルクーボだった!恐ろしい程の執念に再び変身し、戦うプリキュア。しかし、イルクーボは二人を連れ去ってしまう。その先で待っていたのは怒りにうめくジャアクキング。こいつを倒さなければ、永遠に光は戻って来ない。とうとうドツクゾーンとの最終決戦が始まる!
 
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