第 2 話 『 カンベンして!闇に狙われた街 』 2004/02/08
脚本  川崎 良 演出  山吉康夫 作画監督  高橋任治 美術監督  行 信三/下川忠海
普通の中学生活を送るなぎさとほのかの元へ空から降ってきた不思議な生き物メップルとミップル。メップルとミップルは光の園からやってきたという。光の園の住民は生命の石=プリズム・ストーンに守られずっと幸せに暮らしてきたが、突如、邪悪なエネルギー・ドツクゾーンに襲われたらしい。エネルギーの源であるプリズム・ストーンに目をつけたドツクゾーンの王ジャアクキングは7つの石のうち5つを光の園から奪った。危機を察した光の園の女王と長老は勇者と姫に残り2つの石をたくして地球に送り込んだ。それがなぎさのもとにいるメップルとほのかのもとにいるミップルだったのだ…。
同じ様にザケンナーを召喚し、掃除機にとりつかせた。巨大化した掃除機はモンスターさながらに荒れ狂う。ザケンナーがうなりを上げてあらゆるものを吸い込みだした。 さらに送電線のケーブルを吸い込むと同時に店のサインボードや信号機が次々と消えていく。「全てのエネルギーを吸い取ってしまえ!」ピーサードの声が響きわたる。
メップルとミップルに導かれ、電気の消えた街に出てきたなぎさとほのか。それに気付いたピーサードが二人を襲う。状況を打開すべく、二人はカードをスラッシュし、プリキュアに変身。しかしキュアブラックもキュアホワイトも掃除機ザケンナーの吸引力とパワーに振り回される。 さらに電気が止まったせいで閉じ込められていたエレベーターをピーサードが襲う。中にはなぎさの友人・志穂と莉 奈が乗っている…!?「プレゼントだ」ピーサードがそう言った途端、ワイヤーが切断され、急激に落下するエレベーター、このまま落ちれば木っ端微塵…「キャー~~~~ ~ !!」
なんとかブラックとホワイトが間一髪のところでエレベータの落下を阻止した。キッと口を結ぶ二人、「絶対ゆるせない!」「お返ししましょ!」エレベーターの通路を駆け上がり、ザケンナーとピーサードの前に出る二人。手をつなぎザケンナーの攻撃を弾き返し、さらに必殺技「プリキュア・マーブル・スクリュー!!」を発射!交差する黒と白の稲妻がザケンナーに爆裂!全身を黒と白の光で包まれ激しくショートしたその瞬間、掃除機はもとの大きさに戻り、小さなゴメンナーが現れてどかこへと走り去った。 「何だ、あのパワーは、あれが『光の力』だというのか…」驚愕を隠せないピーサードをよそに電気はよみがえり、街は灯りを取り戻した。
 
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