20日【夜公演】
Premium Night DAY1
公演レポート 

21日【昼公演】
大集合!夢のメモリアルステージショー
公演レポート

21日【夜公演】
Premium Night DAY2
公演レポート 

プリキュアシリーズ20周年を記念して、2024年1月20日(土)、21日(日)の2日間にわたって神奈川・横浜アリーナにて行われた「全プリキュア 20th Anniversary LIVE!」。
最終公演となった21日夜の「Premium Night DAY2」には、18人のプリキュアの歌手と23人のプリキュアの声優が出演。
約3時間30分という大ボリュームで計55曲の主題歌たちを披露。
シリーズの軌跡を振り返り、会場に集ったファンや配信を観ているファンと感謝の気持ちを分かち合った。

開幕VTRで「ひろがるスカイ!プリキュア」のメンバーと注意事項を確認したあと、客席の全員で開幕までのカウントダウンを行うことに。
数字の代わりに「ひろプリ!」「デパプリ!」「トロプリ!」と歴代シリーズの名前を遡って呼んでいき、ライブへの期待を高めていく。
そして、初代となる「ふたりは!プリキュア!」の名前を呼ぶと、トロッコに乗って現れたのはキュアブラック/美墨なぎさ役の本名陽子とキュアホワイト/雪城ほのか役を務めるゆかな、そしてキュアスカイ/ソラ・ハレワタール役の関根明良とキュアプリズム/虹ヶ丘ましろ役の加隈亜衣。
4人はDAY1同様に「みんなに響け! 私たちの主題歌(うた)!」と、「Premium Night DAY2」の幕開けを宣言した。

「オープニングはヒーローの出番です!」
メインステージに移動した関根がそう叫ぶと、流れ始めたのは「ひろプリ」のOP主題歌「ひろがるスカイ!プリキュア~Hero Girls~」。
関根と加隈、キュアウィング/夕凪ツバサ役の村瀬歩、キュアバタフライ/聖あげは役の七瀬彩夏、キュアマジェスティ/プリンセス・エル役の古賀葵という「ひろプリ」声優陣と、歌手の石井あみがステージに立ち、さらに途中からは吉武千颯も合流して、ライブ開幕の一曲を力強く伸びやかに歌い上げた。

ここからは、OP主題歌メドレーがスタート!
「デリシャスパーティ♡プリキュア」の「Cheers!デリシャスパーティ♡プリキュア」から始まり、「トロピカル~ジュ!プリキュア」の「Viva! Spark! トロピカル~ジュ!プリキュア」、「ヒーリングっど♥プリキュア」の「ヒーリングっど♥プリキュア Touch‼」、「スター☆トゥインクルプリキュア」の「キラリ☆彡 スター☆トゥインクルプリキュア」、「HUGっと!プリキュア」の「We can‼HUGっと!プリキュア」、「キラキラ☆プリキュアアラモード」の「SHINE‼ キラキラ☆プリキュアアラモード」、「魔法つかいプリキュア!」の「Dokkin◇魔法つかいプリキュア!Part2」が一気に披露された。

メインステージだけでなく、アリーナ席をぐるりと囲む花道や、メインステージの対角に設けられたバックステージなど、会場のあらゆる場所から歌手や声優が登場し、そのたびに客席からは大きな歓声が沸き上がる。

最初のショートMCパートでは、「スタプリ」声優の、成瀬瑛美(キュアスター/星奈ひかる役)、小原好美(キュアミルキー/羽衣ララ役)、安野希世乃(キュアソレイユ/天宮えれな役)、小松未可子(キュアセレーネ/香久矢まどか役)、上坂すみれ(キュアコスモ/ユニ役)が集結。客席のライトの光が宇宙の星のようにきらめくなかで、5人の仲の良さが伝わるMCを繰り広げた。

「スタプリ」らしい賑やかなトークで盛り上がったあとは、再びOP主題歌メドレーへ。
「Go!プリンセスプリキュア」の「Miracle Go!プリンセスプリキュア」、「ハピネスチャージプリキュア!」の「ハピネスチャージプリキュア!WOW!」、「ドキドキ!プリキュア」の「Happy Go Lucky!ドキドキ!プリキュア」、「スマイルプリキュア!」「Let’s go!スマイルプリキュア!」、「スイートプリキュア♪」の「ラ♪ラ♪ラ♪ スイートプリキュア♪」、「ハートキャッチプリキュア!」の「Alright!ハートキャッチプリキュア!」、「フレッシュプリキュア!」の「Let’s!フレッシュプリキュア!~Hybrid ver.~」の7曲が、さらに会場のボルテージを引き上げていく。
観客が持つミラクルペンライトが無線制御で一色に染まったり、アリーナ席の観客の頭上を大風船が弾んだり、曲ごとにさまざまな演出が行われていたのも印象的だ。

続いてステージに現れたのは、「フレッシュ」でキュアピーチ/桃園ラブ役を務めた沖佳苗、「ハートキャッチ」でキュアブロッサム/花咲つぼみ役を演じた水樹奈々とキュアマリン/来海えりか役の水沢史絵、「スイート」でキュアメロディ/北条響役を務めた小清水亜美、「スマイル」でキュアハッピー/星空みゆき役を演じた福圓美里の5人。 それぞれが演じるプリキュアの個性が光るMCで場を温め、OP主題歌メドレーの後半戦へと橋を繋いだのだった。

「Yes!プリキュア5GoGo!」の「プリキュア5、フル・スロットル GO GO!」、「Yes!プリキュア5」の「プリキュア5、スマイル go go!」、「ふたりはプリキュアSplash☆Star」の「まかせて★スプラッシュ☆スター★」を経て、OP主題歌メドレーのトリを飾ったのはやっぱりこの曲、「ふたりはプリキュア」の「DANZEN!ふたりはプリキュア」だ。
五條真由美、本名、ゆかなの3人が、20年の月日を共に歩んだ一曲を歌い上げ、
さらに、ラストコーラスではうちやえゆか、工藤真由、宮本佳那子、茂家瑞季、林ももこ、池田彩、吉田仁美、黒沢ともよ、仲谷明香、礒部花凜、北川理恵、駒形友梨、吉武、Machico、佐々木李子、後本萌葉、そして石井という歌手全員がステージに集合! 重なり合う20人の歌声が、シリーズの歴史の厚みを物語っていた。
本名とゆかなを送り出したのち、シンガー全員でその次に歌ったのは「シェアして!プリキュア」。

世代を超えて愛される本楽曲を美しいハーモニーで紡ぎ出し、前向きな歌詞のメッセージを客席へと届ける18人。事前に振り付けレクチャー動画が公開されていたこともあり、出演者、客席共にダンスの息はピッタリで、会場全体の一体感はいっそう高まっていった。

次は、「ひろプリ」声優陣によるMCパート。
加隈が“小さなプリキュア”の声を聞いてみたいとリクエストすると、子どもたちの「プリキュアー!」という声が会場中に響き渡る。
さらにコール&レスポンスで1万人の結束力を高めたのち、ライブ翌週に放送を控えた「ひろプリ」最終回を盛り上げるため、5人は改めてそれぞれの名乗りを披露し、朗読劇へとバトンを繋いだのだった。

続いて始まった声優陣による朗読劇は、このライブのために書き下ろされたスペシャルな内容だ。

DAY1から引き続き、“みんなにこれまでの感謝をどう伝えたらいいか頭を悩ませるキュアブラック。そこに、ほかのプリキュアがアイデアを出していくというストーリー。
まずは、本名、ゆかな、沖、水樹、水沢、小清水、福圓、そして「プリアラ」でキュアホイップ/宇佐美いちか役を務めた美山加恋、「はぐプリ」でキュアエール/野乃はな役を演じた引坂理絵が登壇。それぞれのプリキュアの“らしさ”が際立つ楽しい掛け合いを繰り広げる。
途中、DAY1で披露された劇の内容も盛り込まれ、客席から笑いが起こる一幕もあった。

その後、ステージには「ヒープリ」声優の悠木碧(キュアグレース/花寺のどか役)、依田菜津(キュアフォンテーヌ/沢泉ちゆ役)、河野ひより(キュアスパークル/平光ひなた役)、三森すずこ(キュアアース/風鈴アスミ役)も登場。キュアグレースたちも朗読劇へ参加する。
みんなへの感謝を伝えるにはやはり歌がいいだろうという話になり、「ヒープリ」の4人が「Ready Steady →プリキュア!!」を披露することに。
続いて、現れたのは「スタプリ」声優の5人。「歌と言えば私たちでしょ!」と、キュアスターたちが張り切って朗読劇に加わり、とっておきの歌として「Twinkle Stars」を歌唱。美しい歌に乗せて、思いと願いをみんなに届けた。
最後に「ひろプリ」声優もメインステージへ。キュアスカイたちが「私たちの感謝を歌に込めて歌うよ!」「私たちの気持ちを受け取ってください」と言って、「FLY TOGETHER!!!!!」を熱唱し、腕を左右に振って客席と一緒に盛り上がっていた。
そして、メインステージに全プリキュア声優が集結し、朗読劇はクライマックス。
これまでにプリキュアが歩んできた道のりを振り返り、「本当にありがとう!」と伝えたのだった。

だが、「全プリキュア 20th Anniversary LIVE!」はまだまだ終わらない。
照明で真っ赤に染まったステージに吉武&礒部、北川、駒形、Machico、宮本が現れ、『映画プリキュアオールスターズF』の挿入歌「All for one Forever」を熱唱! 会場の空気を一転させる。

ぶつかり合う6つのパワフルな歌声。感情を揺さぶるようなシャウト。客席のファンもそれに応えるように、力強く拳を突き上げていた。
続く一曲は、Machicoと石井が歌う『映画プリキュアオールスターズF』のOPテーマソング「For "F"」。
盛り上がりも最高潮を迎えるなか、ラストコーラスで会場の照明が点くと、ステージと花道に全プリキュアが登場! 78人がずらりと並ぶその光景に、目を見張ったファンも多かったことだろう。

ここからはED主題歌コーナーに突入!
最初の一曲は「ふたりはプリキュア」の「ゲッチュウ!らぶらぶぅ⁉」だ。
全プリキュアと声優陣が大行進を繰り広げる様子はまさに壮観! 客席からは「うぉー!」という合いの手の声が上がり、「ふたりはプリキュア」のED映像がこのライブ会場内で完全再現されていた。
さらに「ふたりはプリキュア MaxHeart」の「ムリムリ!? ありあり!! INじゃあな~い?!」で盛り上がったあとは、五條、本名、ゆかなのショートMCパートへ。
「ふたりはプリキュア」が始まった当初は、シリーズが20年続くとは思っていなかったという3人。だが、「ふたりはプリキュア」は2年続き、翌年には新しいプリキュアが生まれ、その後オールスターズも誕生。いまやそれも恒例となり、さらには「プリキュアの日」まで制定された――。
20周年へ感慨を覗かせた3人は、会場に来たファン、配信を見ているファン、そしてこの場にはいなくともハートは熱く持っているすべての人へ感謝を伝え、「MaxHeart」の後期ED主題歌である「ワンダー☆ウィンター☆ヤッター!!」を歌唱した。

その後、続けて披露されたのは「スマイル」の「イェイ!イェイ!イェイ!」「満開*スマイル」、「ハートキャッチ」の「ハートキャッチ☆パラダイス!」「Tomorrow Song~あしたのうた~」、「ヒープリ」の「ミラクルっと♥Link Ring!」「エビバディ☆ヒーリングッデイ!」の6曲。シンガー、声優、プリキュアが一緒に彩るスペシャルなパフォーマンスに、会場は大興奮に包まれる。
「エビバディ☆ヒーリングッデイ!」を歌い終えたあとは、「ヒープリ」声優のショートMCが始まった。
放送当時は新型コロナウイルス感染防止のため、ファンと交流できるイベントを開催することができなかった「ヒープリ」。悠木、依田、河野、三森は、客席のみんなの顔を間近に見ながらステージに立てる喜びを噛みしめる。
ラビリン役として一緒にトロッコに乗っていた加隈もまた、目に涙を浮かべながら客席へ手を振っていた。

「ヒープリ」声優のコール&レスポンスで心の肉球をキュンとさせたあとは、再びED主題歌コーナーに!
「スタプリ」の「パぺピプ☆ロマンチック」「教えて、、、!トゥインクル☆」、「フレッシュ」の「You make me happy!」「H@ppy Together!!!」、「プリアラ」の「レッツ・ラ・クッキン☆ショータイム」「シュビドゥビ☆スイーツタイム」と、休む間もなくお馴染みの曲が登場する。

歌とダンスで思う存分盛り上がり、続いては美山&引坂のショートMCパートへ。
ミラクルペンライトを使ってみんなで“レッツ・ラ・まぜまぜ”をしたり、
前日(1月20日)が誕生日だったはなをみんなでお祝いしたりと、にぎやかなMCとなった。

美山&引坂の紹介で、次の曲が始まる。
「スイート」の「ワンダフル↑パワフル↑ミュージック!!」から「#キボウレインボウ#」、そして「はぐプリ」の「HUGっと!未来☆ドリーマー」「HUGっと!YELL FOR YOU」へ。
最後は吉武が「ひろプリ」の「Dear Shine Sky」を歌い、ED主題歌コーナーを締めくくった。

すると息つく暇もなく、ステージにはプリキュア21年目の新たな友達「わんだふるぷりきゅあ!」のキュアワンダフルとキュアフレンディが登場!
吉武と共に新OP主題歌「わんだふるぷりきゅあ!evolution!!」を、石井&後本と共に「FUN☆FUN☆わんだふるDAYS!」を披露し、ワンダフルに会場を盛り上げる。
続いて、トロッコに乗って現れたのは、キュア・カルテット(五條、うちやえ、工藤、宮本)。「キボウノチカラ~オトナプリキュア’23~」のエンディングテーマである「雫のプリキュア」、プリキュアシリーズ5周年記念ソングの「プリキュアモードにSWITCH ON!」を立て続けに歌い、続けてシンガー全員で『映画 プリキュアオールスターズDX みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!』の主題歌「キラキラkawaii!プリキュア大集合♪~よろこびの音~」を大合唱!
プリキュアがメインステージで踊り、シンガーズは花道を歩いて客席を盛り上げる
最後は会場全員で「大集合!」と声を合わせた。

そして、バックステージに声優陣も集まり、ついに次の曲がライブ本編最後の曲に。
歌うのは、「ひろプリ」の前期ED主題歌「ヒロガリズム」。
声優は観客と笑顔を交わしながら、花道を大行進。メインステージに到着すると、自身が演じるプリキュアとハグをしたり、手を繋いだりしていた。
「今日は本当にありがとうございました!」「みんな大好き!」とみんなへの愛と感謝を伝えながら最後まで曲を歌い上げたのち、18人のシンガーズと23人の声優、80人のプリキュアはステージを後にしたのだった。

暗転する会場――だが、客席からはアンコールを求めるプリキュアコールが沸き上がる。

その声に応えるようにステージの照明が点くと、そこに立っていたのはいきものがかり。
彼らがプリキュアシリーズ20周年記念曲であり、「キボウノチカラ~オトナプリキュア’23~」のオープニングテーマである「ときめき」を生演奏で披露すると、一瞬にして会場がきらめきを増す。
普段ライブでペンライトを見ることがないといういきものがかりの二人は、プリキュアライブの空気感に大興奮。ギターの水野良樹は「大事なライブに自分たちが溶け込めるのかドキドキしていた」と正直な胸の内を明かしつつ、「ライブに出させていただいて本当にうれしいです! ありがとうございます!」と感謝を述べると、「バラバラの個性がバラバラのまま、みんなのパワーが一つになることがプリキュアにとって大事なんだ」という思いを付け止めながら作ったという、『映画プリキュアオールスターズF』の映画主題歌「うれしくて」を紡ぎ出す。
水野のピアノ演奏に乗せて、伸びやかな歌声を響かせるボーカルの吉岡聖恵。観客も一緒に歌い、会場に集まる1万の個性がまさに歌を通して一つになっていた。

いきものがかりを送り出したのち、ライブはエンディングへ。
ステージに集ったプリキュアシンガー全員で歌うのは、『プリキュアオールスターズDX 3Dシアター』の主題歌「Come on! プリキュアオールスターズ」!
18人の歌声に誘われるようにして、プリキュアやプリキュアの声優たちもステージへ集合。ハートの紙吹雪が舞うなか、全員で巨大な円陣を作り、“20周年のプリキュアの輪”を完成させた。

一つに繋がったみんなで最後に歌うのは、もちろん「DANZEN!ふたりはプリキュア Ver.MaxHeart」だ!
みんなが待ちに待った一曲に、ライブ会場はこの日一番の盛り上がりを見せる。
空間を揺らすほどの大きな「MaxHeart!」という叫び声が客席から湧き上がり、ステージと観客全員が笑顔に包まれた。

歌い終えた出演者たちは、改めてすべてのプリキュアファンへ20年の感謝を伝え、「Premium Night DAY2」はフィナーレ!

こうして、みんなの“大好き”がたっぷりと詰まった「全プリキュア20th Anniversary LIVE!」は全公演幕を下ろしたのだった。