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第46話

狐火流し殺人事件 ファイル3

2016/03/19

  • 脚本:福嶋 幸典
  • 演出:佐藤 宏幸
  • 作画:市川 吉幸
  • 美術:桐本 裕美子

小学生の時のカブスカウト仲間、月江茉莉香の訃報を知り、はじめと美雪は茉莉香の実家がある白狐村でかつてのカブスカウトの仲間達と久しぶりの再会を果たした。ところが、その夜催された狐火流しという村の習わしの最中に同じくカブスカウト仲間だった光太郎と凛が次々と殺害される事件が発生する。殺害時の状況から犯人はカブスカウトの仲間の中にいる可能性が高く、はじめは「真犯人は必ず見つけ出す」と誓うが…。
 夜が明け、はじめは茉莉香の狐火を流した現場を訪れていた。光太郎殺害時のアリバイを思案するはじめは、川の淀みに浮いているサッカーボールに目を止める。それは昨日、蹴りそこねて田んぼに飛んでいったサッカーボールだった。はじめは川沿いの土手を登って、田んぼの位置を確認。土手の向こう側にはサッカーをやった空き地、その向こうには水の張っていない田んぼがあった。あぜ道を歩きながら、はじめは水路の途中にある水門に注目する。上流から田んぼに入れた水はこの水門から抜けて、川に流れる仕組みになっていた。流し場から往復しても5分かからない距離。はじめは犯人が光太郎の遺体を狐火流しに見立てて流した事、ロウソクが2本だった事にも意味があったことに気付く。
 残る謎は凛殺害時のアリバイと、茉莉香が狐の嫁入りに見立てられた殺害された理由。はじめは剣持警部に電話し、あることを調べて欲しいと留守電に残し、自らは再び手がかりを探すため白狐稲荷へと向かう。たくさんの狐の面が飾られていた白狐稲荷だったが、美雪の放ったある一言が事件解決の糸口となる。床が中途半端に掃除されているのは何故なのか。一見するときれいに掃除されているようだが、隅にはホコリが溜まっていた。聞けば、中まで掃除するのは大晦日だけらしく、それを聞いたはじめの頭にある推理が閃く。茉莉香が狐の嫁入りに見立てて殺害されたことにはやはり理由があったのだ。そして、はじめは光が差し込む障子戸からずっと頭に引っかかっていた違和感の正体を知る。凛を殺害した時のトリックを見破ったはじめ。とその時、はじめのスマホに剣持からメールが届く。はじめは剣持に調べてもらった事を確認した後、茉莉香の家の土蔵を調べ、ある物を発見する。全てのピースは繋がった。6年前、互いに笑い合った夏の思い出を胸に、はじめが目指した場所とは…。

    

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