脚本:田中 仁
演出:畑野 森生
作画:上野 ケン
美術:飯野 敏典
大好きな絵本『花のプリンセス』を描いた絵本作家の望月ゆめのサイン会が開かれると聞いて大喜びのはるか。それはその絵本こそ、はるかがプリンセスに憧れるようになったきっかけだったからです。そして、はるかにはどうしても聞いてみたいことがありました。
はるかの聞きたかったこと、それは絵本では描かれなかった結末についてでした。お姫様は王子様と幸せになれたかです。その問いに望月は、みんなの考えたそれぞれの結末があると答えました。そこへ今度こそプリキュアを倒そうと、トワイライトがやって来ます。
はるかたちはプリキュアに変身して挑みますが、トワイライトにはかないません。勝ち誇るトワイライトは、プリキュアを偽物のプリンセスとバカにします。でも、望月にみんなの心にそれぞれのプリンセスがいることを教えられたキュアフローラはあきらめません。
自分だけのプリンセスを目指す。その強い思いがミラクルドレスアップキー『リリィ』を出現させました。そして、新しい決め技『プリキュア・トリニティエクスプロジオン』が、トワイライトを追い返します。こうしてまた一つ成長したプリンセスプリキュア。でも、望月がノーブル学園の学園長だったということには気づきませんでした