第 67 話 2004/08/01 すばらしきかなマジョスティック12

脚本
大和屋暁
演出
上田芳裕
作画監督
浅沼昭弘
美術監督
渡辺佳人

ビョンコ率いる千年前の魔物たちに襲撃されたアポロたちのもとに、清麿とガッシュ、そしてウマゴンとサンビームが駆けつけた!!捕まっていたティオも無事助け、フォルゴレやウォンレイたちと合流、再会を喜びあう清麿。しかし敵は態勢をを整え、一気に攻めてくる構えだ。そこに「再会を喜ぶのは後にしよう」とナゾナゾ博士。自分が隙を作るからそれに乗じて攻撃するよう清麿に指示をする。危険だというと不敵に笑う博士。「来てるのか、あの超能力集団が!!?」そう、ナゾナゾ博士はアメリカ生まれの不思議な集団・マジョスティック12を従えてきていたのだ!

「いでよ!わが12人のしもべたちよ!」ナゾナゾ博士の声に応え、12人の超能力たちが颯爽と姿を現す。例によって順番に超人パワーを見せつけた後、「さぁ、この中で仲間外れはだ~あれ?」とナゾナゾを出す博士。ビョンコはスーツ姿は一人しかいないからワンダフル・トゥー・ザ・フューチャー!と答えるがスーツ姿は三人いる…。しかも正解は空が飛べるからフライングビート。清麿は自分の時はビック・ボインだったと抗議するが流される。そしていよいよ攻撃態勢に入るマジョスティック12。これで奴らもおしまいだ!と勝利を確信する清麿だったが…。

まずはツー・ライティング・アイが目からビームを発射!しかし眩しいだけでビョンコたちに傷一つ付けることは出来ない。彼を筆頭に次々にやられていくマジョスティック12。もう見ていられないと攻撃しようとするが、ナゾナゾ博士はそんな清麿を制する。まだ彼女がいる!最後に残っていたのはあのビック・ボイン。博士が「ボインチョップだ!!」と叫ぶと自分の胸にびしばしチョップをかます。呆然と立ちつくす清麿達…。敵もすっかり凍りつく。そしてその隙に敵の背後に回りこみ、ギガノ・ゼガルでまとめて吹っ飛ばす博士。「隙を作ったんだぞ!攻撃せんか!」と博士に言われ清麿はやっと我に返る。

「第六の術・ラウザルク!」ガッシュを強化し、すぐさま突撃させる!ビョンコはカルーラの大技バズ・アグローゼスで反撃するが、ウォンレイのラオウ・ディバウレンがそれを粉砕した。魔物たちの本は燃やされ、ビョンコは逃走する。戦いに勝利し、ホテルに戻った一同。改めてお互いの無事を喜び合う。そしてその席でナゾナゾ博士は、ロードについて語り始めた。ロードとは仮の名、本当の名前はゾフィス。そして彼のことを、ある魔物とそのパートナーから聞いたのだという。その魔物とはブラゴ、そしてパートナーのシェリーだった…。