第 6 話 2003/05/11 消えた赤い魔本

脚本
広平 虫
演出
佐々木憲世
作画監督
上野ケン
美術監督
清水哲弘

シェリー達との壮絶な戦いをくぐりぬけた清麿は負った怪我を治すため三日間入院する事になる。清麿と同じ病室に足の骨折により入院している少年・勇太。彼は長引いている入院生活のために足を治す努力をしなくなっていた。 ガッシュに自分の病院食をあげている勇太を見て、清麿はそんなだからいつまでも歩けないんだと言う。勇太は怒って病室を飛び出す。

ジュースを飲んで一息ついてきた清麿が病室に戻ると、置いてあったはずの赤い本がない!!犯人は勇太だった。清麿に説教を食らった腹いせに本を隠してしまったのだ。清麿が謝らないと本を燃やすと脅す勇太。本を燃やされたらガッシュは魔界に帰ってしまう・・・!!本を取り戻すため、勇太vsガッシュ・清麿の追走劇が幕を開ける!!

激走の末、勇太が逃げ切ったかに見えたが、あと一歩のところでガッシュに捕まってしまう。しかし勇太は本を無くしたと嘘を言ってガッシュを撒こうとする。が、ガッシュはならば一緒に探そうと言った。勇太が無茶をしてまた怪我をしないようにと。自分を心配し「友達だ」というガッシュに勇太は心を開いていく。そして隠し場所・屋上へと辿り着く。

俺の足、本当に治るのかな・・・と不安をもらす勇太にガッシュは「絶対治る!!」いつの間にか現われた清麿もまた、お前は歩けるようになると言い切る。本も取り戻し、 仲直りも出来て一件落着・・・と思いきや、勇太が屋上の一段上の所から降りようとして足を滑らせた!「ザケル!!」清麿の機転を利かせた行動により、リネン室のシー ツの上に落ちる勇太。ガッシュの電撃がバレそうになったが何とか誤魔化し、清麿はやっとゆっくり眠りにつくのだった。