第 59 話 2004/05/30 突入デボロ遺跡!キャンチョメ大作戦!!

脚本
まさきひろ
演出
地岡公俊
作画監督
出口としお
美術監督
渡辺佳人

ロードの居城に乗り込むべく、南米へとやってきた清麿、ガッシュ、恵、ティオ、そしてウマゴン。飛行機を乗り継ぎ、着いた先はジャングルの奥にある小さな街だった。そこで清麿たちはかつての強敵・アポロと再会する。実は清麿たちが乗っていたのはアポロがチャーターしてくれた飛行機。清麿はアポロにこの街に拠点を張り、ロードとの戦いを支援してくれるように頼んでいたのだ。彼の手配してくれた船に乗り、さらに密林の奥へと進んでいく。そして、ついにデボロ遺跡が確認できる位置までやってきた。

その時、茂みから誰かの気配を感じる一同。敵ならば応援を呼ばれるのはまずいと清麿はザケルを唱える!しかし飛び出してきたのはなんとキャンチョメとフォルゴレだった。南極でナゾナゾ博士と出会い、清麿たちがロード率いる千年前の魔物たちと戦っていることを知ったのだという。キャンチョメの弱っちさを知っているティオは置いて行こうと言うが、清麿は「キャンチョメの術はとても役に立つ、力強い味方だ」と仲間に迎え入れるのだった。そしていよいよ一行は広大な遺跡の中に足を踏み入れてゆく。

「静かに、慎重に行こう」入り組んだ遺跡の中をゆっくりと進む六人と一匹。フォルゴレによれば、ナゾナゾ博士がここにはダメージを回復させる何かがあるのではないかとにらんでいたらしい。それを壊すことが勝利への近道になるかもしれない・・・とその時、清麿たちの前に千年前の魔物が二体現れた!巨大な龍のような姿をしたゲリュオス。そして空を飛ぶピエロのような格好をした魔物アルム。向こうはまだこっちに気づいていない様子。仲間を呼ばれては厄介だ・・・そう判断した清麿は奴らを離れた部屋におびき出してほしい、とキャンチョメに言うのだった。

これはキャンチョメにしか出来ない作戦なのだ。最初は震えていたキャンチョメだったが、君の力でガッシュたちを助けてあげるんだというナゾナゾ博士の言葉を思い出し、「ボクがここに来たのは足手まといでなく助けるためだ!」とその役をかって出る。得意の変化の術をうまく使い、どうにか敵二体をおびき寄せる二人。そして最後は壁そのものに化けることによって見事魔物をだまし抜き、清麿の言った部屋に誘導することに成功した!ボクはもう足手まといじゃない・・・!みんなに褒められ嬉しくて仕方のないキャンチョメ。しかしその時、彼らの背後にもう一体の魔物が現れる・・・!!