第 19 話 2003/08/17 悪の花咲く呪いの城

脚本
大和屋暁
演出
吉沢孝男
作画監督
伊藤智子
美術監督
渡辺佳人

イギリスで清麿は荷物を盗まれてしまった!必死で追いかけ捕まえた少年の名はセッコロといい、何故かガッシュと仲良くなってしまう。腕に酷い怪我をしていた彼を放っておけず、治療のため、清麿は父のいる大学まで連れて行くことにする。しかし、いざ大学に到着してみるとそこに父の姿はなかった。荒らされた研究室に残っていたのは人間のものではない足跡、そして綺麗な花だけ。その花を見た途端、セッコロの表情が一変。怯えている・・・?セッコロの様子に気付いた清麿は何か知っているのかと問う。

セッコロの話によると、半年前くらいから近くの古城に悪魔が住み始め、周辺の住人達は様々なものを貢がされていた。そして従わない者のところには鎧の騎士が襲ってきて、人をさらっていくというのだ。騎士たちが去った後には必ずあの花が残されているらしい。セッコロの両親も古城に行ったきリ帰って来ないのだと言う・・・清麿の父もどうやらその古城の悪魔にさらわれたようだ。父を助けるため、古城へと向かうガッシュと清麿。途中キャンチョメとフォルゴレが助太刀にやって来て同行することとなる。

古城に潜入したガッシュたちの前に現れたのは、鎧騎士団。いくら攻撃しても立ち上がってくる鎧騎士に苦戦する。ザケルが全く効いていないようだ。そして空洞の鎧の中にはあの花が!!驚愕するガッシュたち。ジケルドで何とか鎧騎士を片付け先を急ぐ。次の部屋では大量の剣の攻撃をラシルドで撃退。第三の部屋へと進む。そこは落し穴のトラップが仕掛けられている部屋だった。キャンチョメ とフォルゴレは落し穴に落ちてしまう!何とか助かったガッシュと清麿はついに王座の間まで辿り着く。

扉を開けると、そこに待ち構えていたのは数十メートルは あろうかという巨大な魔物・バルトロ。そしてそのパート ナーであるステングだった。怯んだら負ける!!清麿たちの先制攻撃がバルトロを襲うが、バルトロは何事もなかったかのように平然としている。まるであの鎧騎士たちと同じ様な・・・。清麿はバルトロについている花に気付く。そしてバルトロの能力が花を使って物を操る力だという事を鋭く暴き出した!!勝機が見えたと思ったのも束の間、落し穴に落ちたはずのフォルゴレたちが人質にとられてしまっていたのだ・・・!!