第 139 話 2006/01/08 脳を目差せ! 爆走ファウード 必死の再突入

脚本
大和屋暁
演出
古賀豪
作画監督
出口としお
美術監督
徳重賢

すべての戦略、振り出しに戻る…!? あえてファウードを復活させることで、リィエンやアリシエにかけられた呪いを解除した清麿たち。彼らは、ファウードを魔界に戻すための返還装置を作動させ、すべての脅威を排除するつもりだった。しかしリオウに阻まれたばかりか、リオウにファウードを操られ、このままでは日本が攻撃されてしまう…。タイムリミットは6時間!! それまでに再び返還装置を動作させ、ファウードを魔界に戻さなければ、日本のみならず…世界中が破壊の脅威に晒される!!

返還装置は、ファウードの脳の部屋で操作できる…。そのため、再び体内への突入を試みる清麿たち。一度侵入に成功している一同は、ある程度内部の事情には通じている。だがそれはファウード覚醒以前のこと。今はすべてのシステムが順調に作動しており、侵入者排斥のための罠も彼らを待ち受けているだろう。それはまさに要塞…要塞そのものの警備システムだった!! それを承知の上で先を急ぐ清麿たちは、分かれ道を前に、チームを二つに分けることにする。核になるのは清麿とアース。この魔物&パートナーのコンビの中で、返還装置を操作できる限られた二人である!!

清麿のチームには、ガッシュ・ウォンレイ・リィエン・恵、ティオ、リーヤ・アリシエ。アースのチームには、エリー・カルディオ・サウざー・ウマゴン・サンビーム・フォルゴレ・キャンチョメ・エル・モモンがそれぞれ振り分けられた。目的はただひとつ。清麿とアースを護り、6時間以内に脳のコントロールルームに辿りつく事!! そんな中、さっそく一同に困難が立ちふさがる罠、罠、刺客…。アース組にはファウードの警戒システムが、清麿チームには…ロデュウ&チータが襲いかかる!!

ウォンレイは決断した。ここは…自分とリィエンが引き受ける。だから清麿たちは先に行け…と。それは、リオウの呪いのせいとは言え、一度は清麿たちを裏切ってしまったという気持ちから…。さらにウォンレイは告げる。「私のこの世界での役割…それは、王になるべき若者たちの助けとなること。だから私は皆を護る壁になる。それが今の私のすべきことだと!!」…と。一方、そんな彼らの攻防を、ひとしれず影から伺う者たちがいた…それは、ゼオンとデュフォーのコンビ!! いったい、彼らの目的とは…!?