Yes!プリキュア5

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第 14 話 『悩める生徒会長かれん』 2007/05/06
脚本:村山功  演出:大塚健 松本理恵  作画:奥山美佳  美術:須和田真 

りんのフットサル部をはじめ、手芸部、柔道部、演劇部…それぞれの部活は、部費が足りずに悩んでいた。新しいボールを買いたい、設備を整えたい、衣装代が足りない…これじゃ、まともな部活なんてできない!! しかし生徒会長のかれんに訴えたところでどうにかなる問題ではなかった。部費は、それぞれ決まった額が割り当てられている。いくらかれんが同情しようと、それを増やすのは物理的に不可能だった。年間で決まった以上の部費を増額すれば、その分、学校行事などの予算を削らなければならないし…。

以前のかれんであれば、そういった訴えがあっても機械的に「NO」と言ってあしらっていただろう。しかしのぞみと出逢ってから彼女は変わった。無理と分かっていて教頭先生に頼んだのである。だが、それで増額が認められるほど甘くはない。教頭は、とりあえず理事長に相談してみるとは言ってくれたが…。そこで一同は、こまちの説得とのぞみの提案を受け、自分たちで解決しようと決意した。ただ生徒会長を頼るだけじゃいけない。その前に、自分たちにも出来ることが絶対にあるはず!! 全員でアイデアを出し合い、一丸となって解決するのだ!!

演劇部は、次の公演用の衣装代が足りないらしい。ならば手芸部を頼ろう!! ちょうど手芸部は、作品発表会の会場を押さえる費用がなくて悩んでいた。ならば手芸部に衣装を作ってもらい、演劇の舞台を作品発表の舞台にしてしまえばいいんだ!! 空気が抜けたフッサル部のボールは、美術部の作品素材としてあげた。フットサル部のトレーニング器具は、柔道部のおさがりを譲ってもらって、予算はボールの補充に充てることにする…。それぞれの部活で創意工夫し、とりあえず乗り切った予算不足危機。だが安心したのも束の間、かれんたちの前にナイトメアのブンビーが現れた!!

どうやらブンビーも、予算削減で自らが出てくることになってしまったらしい。それに対しプリキュアたちは、予算危機を乗り越えた時と同じように、それぞれの技を有効に活用。弱点を補いあってブンビーとコワイナーを撃退した。ようやく一件落着し、学園のテラスで一息つくかれんたち。売店のおばちゃん『おタカさん』は、そんな彼女たちに理事長からの差し入れを渡すと、笑顔でねぎらいの言葉をかける。そんなおタカさんの胸元には、誰も気づいていないようだが、理事長がしていたのと同じブローチが輝いていた…。

(C)ABC・東映アニメーション
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