スイートプリキュア♪

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スイートプリキュア♪各話あらすじ

あらすじ一覧
第 11 話
ギョギョギョ!謎のプリキュア現るニャ!
脚本:成田良美  演出:岩井隆央 作画:河野宏之 美術:田中美紀
2011/04/24放送
ある夜、時計塔の裏では、セイレーンがメフィストに怒られていた。バスドラが、セイレーンが王子に一目ぼれしたことをつげ口したのだ。セイレーンはリーダーからはずされ、かわってバスドラがリーダーとなる。一気に音符を集める作戦がある、と自信たっぷりに言うバスドラ。翌日、加音町ではいつにも増して音楽を演奏している人の姿が多い。不思議に思った響と奏が聞くと、明日、加音町で『音楽自慢大会』が開かれるというのだ。響と奏もピアノの演奏で大会に出場することを決める。響と奏はその夜、張りきってピアノの特訓をするのだった。
大会の当日、時計塔の広場にたくさんの参加者が集まる。演奏の上手そうな人を見ておじけづくものの、自分たちなりのベストをつくそうと思う響と奏。そんな中、参加者にお菓子を差しいれる東山聖歌にはげまされる二人。ふと気づくと、演奏するピアノがない。困る二人に通りかかった老人がピアノを貸してくれるという。響の友達、和音や周囲の人々の助けでようやくピアノも準備完了。いよいよ大会がはじまる12時、時計塔のチャイムとともに、からくりおもちゃの楽隊が現れ、ファンファーレで楽しげな音楽を奏でる。しかし、急に悲しい音色に変わると、ステージ上にトリオ・ザ・マイナーが現れるのだった。
『音楽自慢大会』は、町中の人々を集めて音符を集めようとしたバスドラの作戦だった。さっそくシンバルに音符を見つけたバスドラはシンバルをネガトーンにしてしまう。町中の人が楽しみにしていたのにとプリキュアに変身する響と奏。しかし二体のシンバルネガトーンのすさまじい攻撃に、うまくコンビネーションがとれず、押され気味のメロディとリズム。一方、音符が思ったように見つからないバスドラは、ネガトーンに手当たりしだい探し出せと命令する。そうはさせまいとメロディとリズムも向かっていくがシンバルネガトーンの前に歯が立たず、たたき付けられてしまう。
ネガトーンに追いつめられてしまい、大ピンチのメロディとリズムの前に、美しいオカリナの音とともに黒い仮面の少女が現れる。リズミカルな動きでネガトーンの攻撃をかわす仮面の少女に驚くメロディとリズム。見ていたバスドラが少女の登場にいらついていると、暗い音楽を奏でていたおもちゃの楽隊がいつのまにか音吉に直されていた。仮面の少女がネガトーンの動きを封じると、メロディとリズムがネガトーンを決め技で倒す。仮面の少女の傍らにいたフェアリートーンのドドリーは、少女はキュアミューズで誰の味方でもないと言い残すとそのまま去ってしまう。一方、問いつめてもどこに行っていたか明かそうとしないセイレーンを、バスドラは怪しく感じるのだった。

(C)ABC・東映アニメーション