行方不明のカナタらしい人を街で見つけたはるかたちは、その行方を捜しました。すると、バイオリン職人の錦戸が知っているといいます。さっそく錦戸の工房に行ってみると、そこにカナタがいました。大喜びするみんなですが、カナタは記憶喪失になっていたのです。

カナタの記憶を取り戻そうと色々なことを教えますが思い出してくれません。トワのバイオリンを聞いても思い出せないカナタ。そこではるかは二人が最初に出会った場所にカナタを連れて行きます。でも、その思い出の場所でもカナタの記憶は元に戻りませんでした。

兄カナタの記憶が戻らずトワは悲しくて仕方ありません。そんな時、ストップとフリーズが現れ、女の子の夢を閉じ込めてゼツボーグを生み出しました。はるかたちはプリキュアに変身、ゼツボーグに挑みます。その姿を見て記憶を失っているカナタはおどろきました。

ゼツボーグを浄化して、女の子の夢を取り戻すプリンセスプリキュア。その女の子と友だちになったはるかは、カナタと初めて出会ったときのことを思い出しました。今は記憶が戻らなくてもいい。あらためてカナタと友だちになろうというのです。そして、はるかの差し出した手を、カナタは固く握り返すのでした。