第 7 話 『 超マジ！怒りのカレハーン！ 』 2006/03/19 脚本 長津晴子　 演出 小村敏明　 　 作画 飯島秀一　 　 美術 行信三　 フラッピとチョッピに、奇妙な変化が現われていた!!　六つの「奇跡の雫」が精霊の力を取り戻し始めたせいで 、とても耳の中にしまっておけなくなってしまったのである!!　溢れるパワーを押さえきれず、耳をパンパンに腫れさせて苦しそうにするフラッピとチョッピ。奇跡の雫とは、プリキュアが守らなければならない「世界樹」にとって大切な存在。それに生命を与えることができるのが「七つの泉」であり、七つの泉を守っていたのが、この奇跡の雫だった。だがフラッピとチョッピでは奇跡の雫のパワーには耐えらず、「フェアリーキャラフェ」なるアイテムが必要になる。 今日の咲と舞には、早く帰りたい理由があった。咲には、大好物のハンバーグカレーを妹の「みのり」と一緒に作るという約束が…。舞には、普段すれ違い気味の両親と外食するという約束があったのである。だが今は、フェアリーキャラフェを探すのが先。とりあえず二人は、「泉の郷」のフィーリア王女が隠したというそのアイテムを探すことにするのだが…。そんな中、連敗を喫していたカレハーンが暗躍を開始しようとしていた。ヤツは、これまでの失敗をアクダイカーンに追及され、つい「奥の手がある」と苦し紛れに言い放ってしまったのである。 放課後になり、咲と舞はフェアリーキャラフェを探して森へと入っていった。そんな一同の前に、プリキュアを倒し、七つ目の泉「太陽の泉」を奪おうとするカレハーンが現われた!!　ウザイナーとの融合でパワーアップし、プリキュアがぶつける「精霊の光」を吸収してしまうカレハーン。ヤツが発する「滅びの力」は、鮮やかに繁っていた森を急速に枯れさせ、咲たちが住む町をも襲おうとした!!　…やらせない。瞬間、咲の感情に灯が点る。倒すんだ、カレハーンを。そして、家族との約束を果たすため、フラッピやチョッピの大切なものを守るために戦うんだ!! プリキュア渾身の一撃は、ウザイナーと合体してパワーアップしたカレハーンを撃破した!!　パワーを使い果たしたカレハーンは、打倒プリキュアの執念を燃やしながら自滅。枯葉という本来の姿に戻って散っていく…。そして七つ目の奇跡の雫を取り戻した咲たちの前に、フェアリーキャラフェが出現。七つの雫が無事にキャラフェの中に納まった。こうして泉を復活させることができるアイテムを手に入れた咲たちは、キャラフェに導かれるまま第一の泉「木の泉」を復活させることに成功する。残る泉は、あと六つ…。