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第 6 話 『 やっぱ最高! イケてるお父さん!! 』 2006/03/12
脚本 羽原大介  演出 川田武範    作画 生田目康裕    美術 行信三 
咲の家はパン屋さん。しかし会社勤めではない分、日曜でも休日でも店を開けなくてはならない。咲の妹のミノリは、それがつまらなかった。「せっかくの日曜なのに、パパもママもどこへも連れて行ってくれない…」…いつもの事とは言え、グチもこぼしたくなる。咲はトネリコの森へ行こうと誘うが、いつも行っているおなじみの場所では面白くなかった。そこへ、舞と彼女の一家がやって来る。「今日は講演会があって出かけるから、咲も一緒に来ない?」…そんな舞の誘いに、まっ先に乗ったのがミノリだった。
ミノリは大喜びだが、家族でのお出かけを邪魔するわけにはいかない。そう遠慮する咲に、舞がこっそりと告げた。「これから行く予定の三日月湖は、フラッピやチョッピの故郷に似ているから、絶対にフラッピを誘いたいってチョッピが言ってた」…と。そうまで言われたんじゃ…ミノリを連れ、舞たちについていく事にする咲。そして舞のパパさんの講演会が済むと、三日月湖でバーベキューを楽しむことにしたのだった。講演会にバーベキュー、その「カッコイイお父さん」な姿に、ミノリだけではなく咲も羨ましく感じ始める。
舞のパパさんを羨ましいと言う咲とミノリに対し、舞の両親は咲のお父さんも凄いと打ち明けた。実は咲の父が作るパンは近所でも大評判で、有名ホテルやレストランから「うちで働いてほしい!!」と申し入れが殺到する程だったのである。しかし「お金や待遇の問題ではない。自分は生まれ育ったこの町を愛していて、ここに住む人が大好き。だからこの町の人が満足してくれるなら、それだけで満足」と、強い信念で断っていたのだった。そんな話を初めて聞いた咲は、改めて父を見直す。しかしまだミノリには、そんな父の凄さが解らないよう…。
バーベキューの後のボートを楽しむことにした咲と舞は、故郷に似ているという湖で、想いにふけるフラッピとチョッピの姿を見た。二人のためにも、アクダイカーンに奪われた6つの泉を取り戻し、王女フィーリアが隠した「太陽の泉」を見つけなければ…。想いを新たにする咲と舞。そして二人は襲撃して来たカレハーンとウザイナーを撃退すると、日暮れと共に帰宅の途に就くのだった。そして家に到着した咲は、咲のパパさんを雇いたいというお客さんに、「申し出は嬉しいが、町の人に自分の味を楽しんでもらえればいいから」と断る父と母の姿を見て、パパの凄さ、素晴らしさを改めて実感する。