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第 5 話 『 健太どうする!? 咲と素敵なお兄さん! 』 2006/03/05
脚本 成田良美
演出 山吉康夫
作画 爲我井克美
美術 行信三
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今日もまた遅刻!? 学校までの長い坂を、咲は息を切らせながら急いでいた。そんな彼女の目にとまったのは、不思議な空気をまとった穏やかなお兄さん。彼の視線の先をたどった咲は、そこに飛行機雲を見つけて大喜びする。「幼稚園の頃、綿菓子だと思っていたんですよ♪」…飛行機雲ができる仕組みを教えてくれたお兄さんに、そう嬉しそうに打ち明ける咲。するとお兄さんは、「確かにおいしそうだね」と、人の良さそうな笑みを返してくれた。その横顔が、なぜか気になる咲だった。 |
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遅刻した罰に、英語の宿題をいっぱい出されてしまった咲。しかも英語は超苦手…。彼女の気持ちも重く沈んでしまう。それでも舞が手伝ってくれることになり、舞の家でプチ勉強会をすることに…。だが咲は、舞の自宅を訪れてビックリ!! 家には教科書に載っているような土偶が並んでいたり、屋上のドームには天体観測用の望遠鏡が備え付けられていたりと、まるで博物館のようだったからだ!! しかも父親は天文台の研究員、母親は考古学者と、まさに学者一家。さらにそこへ、舞の兄という人物が帰宅する…!! |
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舞の兄とは、咲が朝出逢った、あのお兄さんだった!! お兄さんに宿題を教えてもらった咲は、予想以上に早く終わったことに上機嫌。しかも、ちょっぴり気になるお兄さんに、「舞から教わったとおり、真夏のヒマワリのような明るい子だね」と褒められ、照れまくってしまう。しかし、そんな彼から借りてきた本に、幼なじみの健太が大変なことを…。うっかり紅茶をこぼしてしまい、大事な本を台無しにしてしまったのだ!! 健太には悪気はなく、むしろ咲がお兄さんに好意を寄せる事に動揺し、思わずこぼしてしまったようだが…。 |
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すっかり咲に嫌われ、健太は落ち込んでいた。そんな彼を気遣い、舞は健太を励まそうとする。だが、舞のアドバイスを受けて書店を回ってみるものの、どんなに土下座したところで、本そのものが絶版になっていては取り寄せることもできない…。そんな、必死に土下座する健太を偶然目にとめる咲。「あんな姿を見せられたんじゃ」…ようやく健太を許すことにした咲は、健太や舞と共に今度は古本屋を探すことにした。だが結局本は見つからず、ウザイナーとカレハーンの襲撃を跳ね返した咲は、健太を伴って素直にお兄さんに謝ることにする。お兄さんはそんな二人を、「気にしないで」とあっさり許すのだった。 |
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