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第 33 話 『 筋肉全開キントレスキー現る! 』 2006/09/24
脚本 山下憲一  演出 矢部秋則    作画 飯島秀一    美術 行信三 
前回の戦いでミズ・シタターレを撃破し、水の泉を本来の美しい姿に戻した咲たち。これであとひとつ、あとひとつ泉を元に戻せば、世界樹が復活して、泉の郷は平和を取り戻す。そうなれば、いつかまた満と薫に再会できるだろう…。だが最後の敵は、フィーリア王女も危機感を抱く強力な相手。改めて気を引き締めなくては…。だが咲たちは気付いていなかったが、実は最後の相手『キントレスキー』は、すでに咲の自宅を訪れていた。その時の彼は戦闘体勢ではなかったため、戦いに至る事はなかったようだが…。
咲のお父さんに薦められて買ったチョココロネパンを大いに気に入り、店の前で彼に睨みを効かせていた愛猫『コロネ』を「いいツラ構えだ」と褒めたキントレスキー。彼を連れてきたゴーヤーンによれば、鉄のように固い意志、鍛え抜かれた鋼の肉体は、ダークフォール最強の名に恥じない人物らしい。正々堂々と戦うことを好み、強い者と戦うことだけを望む生粋の戦士…。果たして、その実力は!? 一方、咲の自宅のパン屋『パンパカパン』では、コロネが話題の中心になっていた。飼う事になったきっかけを、咲が舞に話していたのである。
飼い始めたのは五年前、雨の日の出来事だった。咲が子猫だったコロネをトネリコの森で見つけてきたのである。しかし客商売だけに、お父さんは困り顔。それでも飼うことにしたのは、直後に起きた事件がきっかけだった。飼えない事に反発した咲が、コロネを連れて駆け出し、危うく暴走自転車に跳ねられそうになったのである。それを救ったのがコロネだった。咲の腕から飛び出したコロネは、後を追ってきたお父さんに、まるで危険を知らせるように鳴いたのである。お陰で自転車の存在を知ったお父さんは、咲を助ける事ができたのだ。
そんなコロネが店先で寝ていると、再びキントレスキーがやって来た!! 今度は戦うことが目的。殺気も只者ではない。それに気付いたのか、コロネも全身の毛を逆立てて威嚇する。まるで、自分が咲たちを守るのだと主張するかのように…。そんな姿を見せられたのでは、プリキュアも頑張らない訳にはいかない!! コロネを守るために実力以上のパワーを発揮すると、危ういながらもキントレスキーを引き上げさせた。コロネが本当に彼女たちを守ろうと考えていたかどうかはともかく、咲にとって、そして両親にとっても、大事な家族である事を改めて実感した一日だった…。