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第 29 話 『 フラッピチョッピ絶対絶命! 』 2006/08/26
脚本 羽原大介
演出 岩井隆央
作画 東美帆
美術 行信三
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今日は8月31日。夏休み最終日とあって、舞の部屋では風物詩とも言える光景が展開されていた。…そう、たまりにたまった宿題の処理である。咲はともかく、舞まで宿題をためていたのには、ある理由が…。実は五年ぶりにこの街に帰って来たということもあり、今年は特に街のスケッチに時間を費やしてしまったのである。だが集中して宿題をこなしたいのに、チョッピ・フラッピ・ムープ・フープは、いつもの調子でバカ騒ぎ。「お願いだから、今日だけは静かに宿題させてよ~!!」…咲の悲鳴が空しくこだました。 |
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追いかけっこをしては部屋をひっかきまわし、メロドラマを見ては「チョッピが泣いた、泣かない」で大騒ぎ。咲も舞も、これではなかなか宿題に集中できない。そんな中、CMを見ていたムープとフープが、シャボン玉の映像に目を輝かせていた。あの様子は、まさに空の泉…。「早く空の泉に戻りたいムプ」…思わず郷愁の念に駆られる。そこへ、謎の宅急便屋がタイミングよく石鹸を届けに来た。それを目にしたムープとフープは、思わず包みを開けてシャボン玉遊びを始めてしまう…。 |
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だがそれは、宅急便屋に化けたミズ・シタターレの罠!! 何と、ムープとフープが突然シャボン玉の中に包み込まれてしまったのだ!! 再び現われたミズ・シタターレは、シャボン玉に包まれたムープとフープを手に乗せ早くも勝利宣言…。ウザイナーを呼び出し、プリキュアに変身した咲と舞にけしかけた!! 「ムープとフープを絶対に取り戻す!!」…そんな気合いと共にウザイナーに挑んだプリキュアは、戦いの中でムープとフープをシャボン玉から救出。ウザイナーも撃破し、一時はこれで一件落着したかに思えたが…!? |
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「どうしてもシャボン玉で遊びたかった理由」…戦い終わり、ムープとフープはこう答えた。「空の泉ムプ」…と。その寂しさが理解できた咲と舞は、一日も早く平和を取り戻す決意を新たにする。ゴーヤーンが現れたのは、その矢先のことだった!! ヤツは咲たちの目の前でチョッピとフラッピを捕獲すると、「この二人には、後でゆっくり太陽の泉のありかを話してもらいましょう」と言い放ち、そのまま闇の世界へと消えていってしまう。目の前で二人を奪われた咲たちは、ただ彼らが消えていった大地を見つめるしかなく、これまでにない絶望感を味あわされていた…。 |
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