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第 25 話 『 商売繁盛!海の家のお手伝い 』 2006/07/30
脚本 山下憲一  演出 大塚隆史    作画 飯島秀一    美術 行信三 
海の家『ほしのや』を手伝うことになった咲・舞・仁美・優子。健太の両親が経営しているとあり、彼に想いを寄せる優子は大張り切り!! 少しでも役に立とうと、指示される前にヤキソバを用意したり、エビを剥いて下ごしらえしたりと、咲たちでも圧倒される活躍ぶりを見せていた。そんな中、咲と舞にはある心配事が…。それは一緒に連れてきたチョッピ・フラッピ・ムープ・フープの事。特にムープとフープは、相変わらず咲や舞を警戒して、顔を見るとすぐに姿を隠す有様だった。
『ほしのや』から、突然お客さんの姿が消えてしまった!! どうやら隣にライバルのカキ氷屋が出現して、根こそぎお客さんが持っていかれたらしい。そこで咲たちは、『水の泉のカキ氷』として評判のそれを試食してみる。そこで知ったのは、話題のカキ氷が評判以上のウマさであること。なるほど、これならお客が持っていかれても仕方がない。しかし、ここで敗北を認める『ほしのや』ではなかった!! 感謝祭セールとして、値段据え置きで二倍の量をサービスしたのだ!! それに対し、ライバル店も三倍…四倍…十倍とエスカレートさせていく。
ついに『ほしのや』が白旗をあげ、ヒマになってしまった店内。その中で咲と舞は、ムープとフープが満や薫と仲が良かった事を聞かされていた。あれは、空の泉が枯れ果てた後、満と薫が管理のためにやって来た時の事だった。ムープとフープの上に、突然枯木が倒れてきて、危うく押しつぶされるところだったという二人。しかしそれを満と薫が救ってくれたという…。特に交流はなく、話した事がないとは言え、そこでは確かに共存が成立していた。満と薫を失って、一時期はドン底まで沈んでいた咲と舞は、その話に心が温まるのを感じる。
『ほしのや』では、挽回のための作戦会議が開かれていた。そこで優子は思いつく。ヤキソバに逆転のカギが隠されていると!! 海から上がったときに食べるヤキソバは格別だったはず。それがあれば、また繁盛するのでは!? だが、この成功で悔しいのがライバル店の女主人だった!! 彼女はダークフォールの女戦士『ミズ・シタターレ』という正体を現すと、プリキュアに宣戦布告。その中で意外な事実を口にする。「満と薫は、永遠にアクダイカーン様の手に…」…それはつまり、二人がまだ生きているという事!? 希望を得た二人はシタターレを撃退させると、満や薫との再会を強く誓いあうのだった。