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第 14 話 『 謎の転校生!満と薫がやってきた 』 2006/05/07
脚本 成田良美
演出 川田武範
作画 爲我井克美
美術 保坂有美
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咲と舞のクラスに、不思議な転校生がやって来た!! 彼女たちの名前は「霧生満(きりゅうみちる)」と「霧生薫(きりゅうかおる)」。割と人当たりの良い満は、ショートカットが似合う、ボーイッシュなイメージの女の子。方や薫は、ロングのストレートが清楚なイメージを与えるものの、ぶっきらぼうな一面がある少女である。昨日、この街にやって来たばかりというその二人は、感情の起伏もなければ表情もない、少しばかり冷たい印象を与えるようだが…。前日に「トネリコの森」で二人と出逢っていた咲と舞は、そんな二人とさっそく友だちになる。 |
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満と薫は、驚くべき能力の持ち主だった。まだ習っていない数学の方程式を、教科書の例題を見ただけでスラスラと解いたり、その存在すら知らなかったバレーボールを、まるで何年もやっていたようにプレーしたり…。だがそんな彼女たちにも欠点があった。それは体育の授業の直後、ソフトボール部の仁美が「ソフトボール部で一緒にプレーしようよ」と誘ったのが発端だった…。「それは命令?」「私たち、命令されるのが嫌いなの」…満と薫の思わぬ態度に、仁美は大きなショックを受けてしまう…。 |
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「私たちのやる事を、勝手に決めないでくれる?」…満と薫をソフトボール部に誘っただけなのに、二人は冷たく切り返し、仁美の心を傷つけた。そんな二人に対し、舞は友だちとして真摯に訴える。「伊東さんは、二人と仲良くしたかったんだと思う」…と。そして、その心理を理解できずにいた満と薫に、友だちだから仲直りさせたい、友だちだから心配だと説得した。そんな舞や咲の前に現れる、モエルンバに代わる新たな敵「ドロドロン」。ヤツはウザイナーをけしかけ、「太陽の泉」のありかを聞き出そうと迫って来た!! |
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ウザイナー、そしてドロドロンを撃退した咲と舞は、またまた満と薫に驚かされていた。何と彼女たちは、弁当も持って来ないで、そのまま何も食べずに午後の授業を受けようとしたのである。「それじゃ放課後まで持たないよ」…心配し、自分たちの弁当を分けてあげる咲・舞・仁美。それは次第にクラスの輪として広がり、二人はクラスメイトとして仲良くなっていくのだった。だが実はその二人、ドロドロンと同様、アクダイカーンの側の配下。それなのに、咲も舞もまだその事に気付いてないようで…。 |
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