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第 10 話 『 ちょいヤバ? 海の上は大騒ぎ 』 2006/04/09
脚本 清水東  演出 岩井隆央    作画 東美帆    美術 杦浦正一郎 
『この町の働く人について』…それが今回のグループ学習のテーマだった。咲や舞たちの班は何を取材するかで悩んだあげく、この町の魅力である海に関係する職業に目をつける。そして健太の家が『釣り船屋』をしていると聞き、彼の家を取り上げることにした。しかし健太は、自分の両親を咲たちに会わせるのが、とても恥ずかしそう…。できたら両親に断ってもらいたいと、何となくそちらに話を向けようとする。そんな健太とは対照的に、江戸っ子気質の健太の両親は、ノリノリで咲たちを歓迎するのだった。
健太の父は、もともとお笑い芸人を目指していたノリのいい人物。釣り船を操船し、釣り人たちを楽しませることに幸せを感じる、サービス精神旺盛な人だった。だが健太は、そんなハイテンションぶりが恥ずかしい…。でも咲たちにしてみれば、健太のお調子者ぶりこそまさに親子譲り。ねじり鉢巻を締める健太のクセも、この父の影響なのだと知って大はしゃぎだった。そんな中、『つり船 星野屋』を案内した健吾は、「初めてのお客さんでも、必ず釣ってもらうのがモットー」と、プロとしての心意気を見せる。
「本当に釣らせる事ができるのかよ」…心配そうな健太を助手に、健吾はさっそく咲たちを連れて海へと乗り出した。そこで咲たちは、「さすが助手」とも言うべき、健太の働きぶりを目の当たりにする。釣った魚の鮮度を保つための処置、しかけを作る手際の良さ…それはまさに「小さな仕事師」。取材する咲たちもテンションがあがっていた。だがいざ糸を垂らしてみると、なかなか魚がかからない。いくら魚とのガマン比べが釣りの醍醐味だと言っても、オススメのポイントでこれほど手ごたえがないとは…。
天気が崩れる…そう直感した健吾は、まだ一匹も釣れていないにも関わらず、引き返すと言い出した。そして抗議する健太を優しく諭す。「釣りも大事だが、俺たち海で仕事をする者は、常にお客さんの安全を第一に考えなきゃいけないんだ」…と。そして荒れ狂う海を相手に、どうにか咲たちを安全なところまで避難させようと奮闘。海を荒れさせた張本人、モエルンバを咲と舞が撃退させるまで、プロ根性で彼女たちを守る。こうして咲たちの取材は完成!! 大物も釣れ、咲たちの発表は大成功するのだった。