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第 9 話
『 邪魔させない! ほのかの一番大切な日 』
2005/04/03
脚本
清水東
演出
川田武範
作画
飯島秀一
美術
行信三
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ハーティエルを集めること、集めた後にすること…。頭を悩ませていたなぎさたちは、シークンやパション、そしてひかりと今後の相談をしていた。どうやらハーティエルたちは「クイーンの心が収まる場所」に集まってくるらしい。そしてその場所は、現在探している「クイーンの心」に聞くしかない。さらに「クイーンの心」の声を聞くことが出来るのは、「クイーンの命」…すなわち、ひかりのみ。そんな中、ひかりは謎の声が教えてくれたヒントを思い出す。「自分のいるべき場所、それは自分がいたいと思う場所のこと。そしてそれは自分で見つけるのです」…すべてのカギは、どうやらひかりの手の中にあるらしい…。
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ベローネ学園での変化と言えば、なぎさがラクロス部のキャプテンになったこと、そしてほのかが化学部の部長になったことである。しかし、なぎさもほのかも「指導する立場」の難しさを改めて痛感させられ戸惑っていた。特にほのかの場合、彼女の真面目で責任感ある性格が災いして、ひどく落ち込んでいる様子…。原因は下級生の野村。彼女が不注意から危険な薬品をこぼしてしまい、ほのかがきつく叱ってしまったのである。しかも野村は、そのことで化学部をやめたがっているよう…。
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今日はほのかの誕生日!! 毎年この日には、海外にいる両親が誕生日を祝うためにわざわざ帰ってきてくれるとあって、ほのかも毎年楽しみにしていた。しかし今年は化学部の悩みがつきまとい、両親との楽しいディナーでも表情を曇らせてしまう…。「学校で、何か困っていることがあるんじゃないの?」…気遣ってくれる母。しかしほのかが悩みを打ち明けるより早く、ザケンナーと新たな闇の戦士「ビブリス」が攻撃を仕掛けてきた!! しかもそこには、三人目のハーティエルもいるようで…!?
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三人目のハーティエル「ハーモニン」が近くをウロウロしているにも関わらず、そのことに気付かないほのか・シークン。彼女たちはニアミスしたまま、駆けつけたなぎさやひかりと共に戦闘状態に入る。そしてビブリス撃退を成功させると、タコカフェに場所を移して、なぎさ・ひかり・アカネらと共に改めて誕生日を祝うのだった。その中で父は「部長らしくしようなどとは考えずに、ほのかはほのからしく、自分なりに一生懸命やればいい」とアドバイス。野村も不注意を謝るためにやって来て、ようやくほのかは笑顔を取り戻した。
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