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第 45 話 『 無限の闇 永遠の光 』 2006/01/15
脚本 成田良美  演出 座古明史  作画 生田目康裕  美術 飯島由樹子
「ひかり…?」「ひかりって…誰ですか?」…アカネも、クラスメイトの奈緒と美風も、すでに彼女の存在を忘れかけていた…。それは前回の戦いの時、TAKO CAFEで働いていたはずのひかりが消えてからだった。サーキュラスたち闇の勢力も、洋館の少年が消えたと大騒ぎしていたし、ひかりも何処かへ消えてしまっている。…何か、とてつもないことが起こる前兆であることは間違いなかった。いったい、ひかりも、洋館の少年もどこへ行ってしまったのだろうか…? なぎさたちの必死の捜索が続く…。
12のハーティエルのうち、見つかっていないのは、最後の『エターナルン』ただひとり。しかしエターナルンが見つかったとしても、クイーンの生命であるひかりが消えたままでは話にならない。このままでは、光と闇のバランスが崩れ、世界は『混沌(こんとん)』とした状態になってしまうだろう…。混沌…それは、光も闇もなく、あらゆるものが混じりあう何もない世界。これから始まるものであり、すべてが終わったものである。つまり、このままの状態が続けば、いずれ虹の園も光の園も消滅してしまうのだ…!!
そんな中、ひかりは少年と共にドツクゾーンに出現していた。それは、闇の力が光の力に勝っているということ…。ついに闇が光を食い始めたのである!! さらにひかりと接触したことで、爆発的に闇の力が増大。事態は予断を許さない状態にまで発展してしまう!! 「その方はジャアクキングの生命」…ひかりや少年の前に出現し、ひかりを闇に取り込もうとするバルデス…。それに敏感に気付いたのはポルンだった。空の向こう、ドツクゾーンにいることを感知したポルンは、ルルンのパワーを借り、彼女を虹の園に呼び戻そうとする…!!
ひかりがドツクゾーンから助け出され、最後のハーティエルであるエターナルンも現われた!! だが安心するにはまだ早い…闇の少年はジャアクキングへと成長を始め、世界は闇に包まれようとしている。なぎさとほのかは敢然と宣言したのは、そんな時だった。ひかりをクイーンとして復活させるつもりはない、ひかりが消えることで得る平和なんていらない、平和は…自分たちの手で勝ち取るのだ!! そしてプリキュアに変身すると、サーキュラスたち闇の戦士に踊りかかる!! 一方、ルミナスに変身して少年を闇の力から解放しようとしたひかりは、ジャアクキングの復活を目の当たりにして…!?
 
(C)ABC・東映アニメーション