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第 29 話
『 ウソマジホント? ポルンの子守り大作戦! 』
2005/09/11
脚本
清水東
演出
川田武範
作画
東美帆
美術
杦浦正一郎
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なぜ「すべてを生み出す力」は突然ルルンを虹の園に送り込んだのか? 長老の推測では、虹の園で何かしらの変化があり、それに吸い寄せられたとのことらしい。もともとルルンは「未来を紡ぐ光の王女」…。だから世界は彼女が紡ぐ「未来」を虹の園で準備するために呼んだのではないかということなのだ。しかしそのことに気付いていないなぎさたちは、「何故ルルンがやって来たのか」という問題を抱えたまま、泣き虫で甘えん坊のルルンに手を焼くばかりだった。
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これまではポルンが一番年下で、つねにワガママを言ってはなぎさたちを困らせていた。しかし今度は彼より年下のルルンが登場したことで、ポルンが振り回されることに…。何しろルルンは、光の園でもポルンを兄のように慕い、つねに後ろにくっついて回る状態。兄妹のような関係にあったせいか、ルルンはポルンと引き離されることをひどく嫌っていて、少しでもポルンの姿が見えなくなると、すぐに泣き出してしまうくらいだからだ。だが一方のポルンはと言うと、まとわりつくルルンにウンザリしているよう…。
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TAKO CAFEの手伝いでひかりが忙しいからと、なぎさたちがルルンを一時的に預かった。その間、ポルンは静かに過ごすことができたのだが、ある幼い兄妹が登場したことで心境に変化があらわれる。なぜならその兄妹が、まるで自分とルルンのように思えたからだ…。大切な人形をなくしてしまい、兄に探しに行ってもらった妹「アリサ」。彼女はTAKO CAFEに預けられたものの、ひとりでいることの寂しさに耐えられなくなると、兄を探しに公園の奥へと走って行ってしまう。そんなアリサの寂しそうな表情に、ポルンは思わずルルンを重ねてしまう。
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ひかりが慌てて追うと、その先には何とウラガノスが…!! ルルンの「強さ」を確かめようと、またもやちょっかいを出しにやって来たのである。そこに現われるルルン。彼女はポルンを助けようと、無謀にもウラガノスの前に立ちふさがろうとした。しかしそんなルルンを傷つけさせまいと、今度はポルンがルルンとウラガノスの間に割って入る。そんな、ポルンがルルンを守ろうとする「兄」の意識に目覚める中、プリキュアと共にウラガノス&ザケンナーに対抗したルミナスは、ルルンが発動した謎のパワーでそれらの撃退に成功するのだった…!!
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