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  • 第 12 話 美々野くるみがやってきた! 2008/04/20
  • 脚本:
  • 赤尾でこ
  • 演出:
  • 矢部秋則
  • 作画:
  • 篁 啓
  • 美術:
  • 須和田真
ミルキィローズと早く会いたいと思ったのぞみは、彼女の青いバラの花びらをしおりにして、もう一度会うことを楽しみに待っていました。するとのぞみとりんのクラスに一人の転校生がやって来ます。美々野くるみと名乗ったその女の子は、まぎれもなくあのミルキィローズだったのでした。その再会に喜んだのぞみは、さっそくかれんたちにくるみを紹介しようとします。でもくるみはみんなの名前はもちろん、趣味や将来の夢など、みんなのことをとても詳しく知っていたのです。さらにサンクルミエール通信の美香のことまで、とても初めてとは思えないほど、よく知っていたのでした。
そこへ小々田先生の姿のココがやって来ました。その姿を見たくるみは、今までの落ち着いた態度を一変させ、恋する乙女の顔でココに接します。それを見て、ちょっと複雑な心境になったのぞみでしたがココに頼まれて、くるみに学園の中を案内することになりました。講堂や花壇、体育館などを案内して、みんなはくるみが文学に詳しく、スポーツも得意だと知って、そのオールマイティな実力を見てビックリします。でもそんな完璧なところだけでなく、本のタイトルを間違えて覚えていたり、ゴールを間違えてしまうなど、くるみはちょっぴりドジなところもある普通の女の子の面も見せてしまうのでした。
案内も終わり、みんなでボールを片付けようと倉庫に運ぼうとしていましたが、こぼれたボールの一つが割れて、中からホシイナーのボールが出てきました。それはプリキュアを倒してローズパクトを奪うため、新しくエターナルに呼ばれたネバタコスの仕業だったのです。のぞみたちはプリキュアに、くるみはミルキィローズに変身して、ホシイナーと戦います。しかしネバタコスは余裕の表情をくずしません。それはカゴ一杯に入ったボールすべてに、ホシイナーのボールが詰まっていたからでした。ローズはみんなの大事な学園を守るため、それを必死で止めようとガンバります。
ローズが自分たちと同じく、学園を大切に思っていたことをうれしく思ったプリキュアは、ネバタコスが放ったホシイナーのボールをすべて壊しました。そしてローズの必殺技がホシイナーを倒し、学園は無事に守られたのです。そして翌日、サンクルミエール通信では大々的にくるみについて特集されていました。その記事を見て、のぞみは自分だけ取り上げられていないと不満顔です。そしてそんなのぞみに、すかさず鋭いツッコミを入れるくるみ。それを見てみんなは、どこかでこんな二人の姿を見たような気がします。そう、こんなにも仲良くケンカをしている二人の姿を…
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