ガンマナイフを振るい、ドフラミンゴの内臓を破壊するロー。たまらず血を吐くドフラミンゴを目の当りに、トレーボルがローに襲い掛かろうとするが、ルフィに蹴り飛ばされる。コラソンの命を奪ったことを言及され、残念だと答えたドフラミンゴだが、迷わず撃つと言ったローを自分と同類だと挑発する。さらにコラソンを足手まといだと罵り、怒ったローのカウンターショックを浴びる。だが、直後にルフィの呼びかけで意識を取り戻したロー。しかし、その前には糸によって体内を応急処置を施したドフラミンゴが立ちはだかる。
処刑を続行しようと、ゆっくりとルフィたちのもとへ歩き出すドフラミンゴ。驚きのあまり、身動きすらできずトレーボルのベタベタに捕まり、地面に叩き付けられるルフィ。今度こそ息の根を止めようと、ドフラミンゴがローの頭めがけ足を振り下ろすが、間一髪のところでルフィの足がそれを阻止した。二人の覇気がぶつかり、周囲にすさまじい衝撃が起こった。トレーボルはドフラミンゴだけでなく、ルフィも覇王色の覇気を持っているのかと驚いたが、いわくありげに笑うと、ルフィには絶対にドフラミンゴに勝てないと呟く。
かつて、天竜人の身分を捨て、一家四人で人間として暮らし始めたドフラミンゴだったが、天竜人に恨みを持つ人々に処刑されそうになる。プライドを踏みにじられ、理不尽に傷つけられた怒りが生んだ激しい憎悪によって覇気が発動、人々を気絶させる。それを聞いたトレーボルはドフラミンゴが覇王色の覇気の持ち主だと確信する。ドフラミンゴを王の資質を持つ、天に選ばれた男だと持ち上げた。さらに、男なら自分を試せといい、殺したい奴がいるかと尋ねると、復讐するなら力を与えるといって銃と悪魔の実を与えた。
殺したい奴は山ほどいると答え、銃を受け取り、父を手にかけたドフラミンゴ。その出生が狂気を育み、激しい憎悪によってドフラミンゴは夜叉へとなっていった。ルフィとドフラミンゴではモノが違うのだとあざ笑い、ドフラミンゴこそ天に選ばれた真の王だと断言するトレーボル。覇王色の覇気がぶつかり合い、どちらも一歩も退かず、すさまじい肉弾戦が続いていた。ゴムゴムの鷲バズーカを放ったルフィだが、ドフラミンゴの足剃糸で地面に叩き付けられる。そして、ドフラミンゴはローを葬りさろうと、不気味な笑みを浮かべるのだった。