渾身の注射ショットによって、ドフラミンゴに傷を負わせたローだが、致命傷を与えられないまま、空中へ逃げられてしまう。すぐさま後を追い、攻撃を仕掛けたが、ドフラミンゴに通じず、攻撃はすべて封じられてしまった。再度、至近距離からドフラミンゴを狙おうとしたローだが失敗して捕えられる。一方、ドフラミンゴに操られたベラミーをゴムの腕でぐるぐる巻きにして抑え込んだルフィ。動きを封じられたベラミーから涙ながらに自分を倒してほしいと頼まれ困惑しながら、ベラミーを物のように扱うドフラミンゴに怒る。
王宮のある台地2段目。何度斬ろうと、すぐ別の場所に移動するピーカに手を焼くゾロ。後を追わせまいと、ゾロの前にピーカの手下たちが立ちはだかるが、オオロンブスによってボウリングのピンのように倒されてしまう。やがてゾロの前に、台地と同化したピーカの巨大な顔が現れた。もはやゾロに勝ち目はないと、高笑いするピーカだが、声を笑われて激怒し、味方を巻き込むのも構わず、ゾロを狙いチャールストンで攻撃してきた。すさまじい威力を目の当たりにしながらも、ゾロは斬りがいがあると不敵な笑みを浮かべる。
本気で自分を殺したかったのなら予定通り、カイドウとぶつけるべきだった。自らの手でコラソンの本懐を遂げようと考えたときから、ローの死は決まっていたと、その考えの甘さを指摘するドフラミンゴ。かつてコラソンはドレスローザを救おうとしたが、たとえどんな妨害があっても、いずれこの国の王座につくとうそぶくドフラミンゴ。コラソンの行動を無駄と罵られ、自分が死ぬまでにやる事すべてがコラソンの残した功績だと言い返したローだが、ドフラミンゴに裏切りの代償として、右腕を切断され激痛にもがき苦しむ。
ギア2を発動、ベラミーの頭上を飛び越え、偽ドフラミンゴを攻撃するルフィ。手ごたえを感じ、追撃の手を緩めない。一方、腕を切断され苦しむローめがけ、ゆっくりと銃口を向けるドフラミンゴ。かつて、実の父と弟を手にかけたように、死をもってローをも許すと言うと、ゆっくりと引き金に手をかける。そのとき、ルフィのJETガトリングで突き上げられた偽ドフラミンゴが飛び出してきた。その勢いは止まらず、偽ドフラミンゴは鳥カゴに激突してバラバラになってしまう。そして、忌々しい偽者をついに倒したルフィは、最上階のドフラミンゴに宣戦布告を突きつける!