グラディウス、頭割り人形たちをロビンたちに任せ、4段目へ続く階段を一気に駆け上がるルフィ。一方、ひまわり畑のレベッカに危機が迫っていた。圧倒的な力の差を見せつけ、自らが母の仇だと挑発し、レベッカをあざ笑うディアマンテ。怒りに我を忘れ、剣を握るレベッカだが、ルフィの言葉を思い出し、自分がすべきことは錠の鍵を届けることだと戦いを避け、ひまわり畑を逃げ回る。どんな挑発にも乗らず、戦おうとしないレベッカに業を煮やしたディアマンテはレベッカを用済みだと言い放つと、卑怯にも背後から攻撃する。
何とか立ち上がろうとするレベッカだが力尽き倒れてしまう。情け容赦ないディアマンテは、スカーレットと同じ銃で殺すと言って銃口を向ける。涙を流しレベッカが兵隊に助けを求めたそのとき、飛び込んできたキュロスがディアマンテに斬りつけた。そして、レベッカに今まで戦わせたことを詫び、もう戦わなくていいのだと言い聞かせ、ディアマンテに決着をつけると言い放つ。キュロスとの再会に涙を溢れさせるレベッカだが、自分の名を呼ぶ声に気付く。ルフィたちがバリアの階段を駆け上がり、すぐ近くまできていたのだ。
手を伸ばし、レベッカに鍵を渡すように叫ぶルフィ。その背後には頭割り人形が迫っていた。手を伸ばし、レベッカから鍵を受け取るルフィ。その直後、背後から迫る頭割り人形に飲まれたかに見えたが、錠を外したローによって逃れ、ついに4段目に到着する。ここは自分が引き受けると言うキュロスの申し出を受け、ドフラミンゴを倒すことを約束して王宮へ向かおうとするルフィ。レベッカから本当にドフラミンゴを倒してくれるのかと聞かれたルフィは、自分の本当の名前を教えると、ドフラミンゴを必ず倒すことを約束する。
ルフィとローを王宮へ行かせてなるものかと、必死の攻撃を放つディアマンテ。だが、ローのほうが早く、攻撃から逃れ王宮へ到着する。便利な能力だと感心するルフィに、ローは体力を消耗するため、ここまで能力を封じられ、ルフィに運ばれたことは不幸中の幸いだと話す。ドフラミンゴに打ち込まれた銃弾を体内から取り出したローは、すぐにでもドフラミンゴのもとへ乗り込もうとするルフィを止めようとして言い合いになってしまう。見張りから二人が侵入したと報告を受けたシュガーは、10年かけて集めたオモチャを失った復讐の手始めとして、ルフィたちの存在をなかったことにすることを決意する。