多額の懸賞金により、島中の人間から追われる身となったルフィたち。ロビンはレベッカ、ウソップを連れてルフィたちと合流しようとするが、サボとコアラは姿を消してしまう。ローはこのままではカイドウを怒らせ、戦うことになると忠告するが、ルフィはそんな先のことより、今この国がどうなっているか見ろと反論する。そして、ローとゾロを抱えて動き始めた。そのころ、バスティーユはドフラミンゴを捕えないのかと尋ねていたが、藤虎はあくまでも暴動を抑え、捕えるのはルフィとローの海賊同盟だと言い放っていた。
コロシアムの地下から脱出したメイナードは、命令違反を叱責されながらも、ドフラミンゴを捕えることで世界が傾くかもしれないとバスティーユに進言する。一方、地下交易港へ戻ったコアラはドエレーナ王国の船が海賊船に見せかけていることを見破り、色々な国の闇がここに集まっていることを知り、証拠を消すため船に火をつけようとする男たちを気絶させていた。そのころ、ドフラミンゴを捕えない真意を問われた藤虎は、人々の怒りに満ちた悲鳴を指摘、世界政府への憤りを静かにぶつけ、決定には従ってもらうと告げる。
移動した王宮では、ドフラミンゴ以下、ファミリーが集合していた。呼び戻されたトレーボルは工場を守らなくていいのかと聞くが、工場は海楼石の錠で閉ざされており、更にドフラミンゴはカギを壊して万全を図る。シュガーを守れず、メラメラの実を奪われた不手際をラオGに指摘され、詫びるトレーボルとディアマンテだが、ドフラミンゴは過ぎたことだと二人を許す。ディアマンテはこの状況では海軍は邪魔なだけで、どうするのかと聞く。ドフラミンゴは藤虎と話はついているが、利用し終えた後は始末することを匂わせる。
海軍や市民、ドフラミンゴファミリーたちが躍起になってルフィたちを探し回る。オモチャの家付近ではセニョール、マッハバイス、デリンジャーたちがおり、ルフィたちはその真っ只中に落ちてしまう。逃げだしたものの、地面を泳いできたセニョールに足を捕えられ、身体を伸ばして逃げようとしたところをマッハバイスに足を挟まれ、デリンジャーに狙われるが、ゾロが背後からデリンジャーを蹴り飛ばし、間一髪で難を逃れる。だが、その前には町の人々が待ち受けていた。むやみに斬るわけにもいかず、ルフィは覇気で気絶させようとする。しかし、そこへ藤虎が現れ、ルフィたちの前に立ちはだかった。