傷つき倒れながらも信念を曲げずヴァイオレットを信じるサンジ。男たちはどこまでだまされるのかとサンジをあざ笑い、全員で襲いかかるが、ヴァイオレットの技で気絶する。ヴァイオレットはサンジの錠を外し、涙を浮かべ敵である自分を信じてくれたことに礼を言う。ヴァイオレットの身を案じたサンジは一緒に島を出ようと説得する。しかし、ヴァイオレットはサンジたちがすでにドフラミンゴの罠にはまり、行動は全て筒抜けだったと教えると自分の頭の中をのぞかせた。そこにはおどろくべき事実が記されていたのだ。
うたた寝から目覚めたレベッカは、外から聞こえる声で、フランキーと片足の兵隊を見つけ呼び止める。片足の兵隊はレベッカが闘技場で戦うことを咎めるが、レベッカは勝ったら一緒に暮らそうと懇願した。こらえきれず涙を流すレベッカを叱責すると兵隊はフランキーと行ってしまう。よかったのかと尋ねられ、片足の兵隊はだから急ぐのだとつぶやく。一方、捕えた小人から事情を聞こうとしたロビンとウソップだが、小人の仲間たちにより麻酔で眠らされてしまう。小人たちは自分たちを見たものは生かしておけないというのだ。
話し声で目を覚ましたロビンだが、身体を地面に縫い付けられ身動きできない。小人族の戦士であるレオから抵抗をやめろと言われ、誤解を解こうとするロビン。レオは自分がヌイヌイの能力で地面に縫い付けたと明かし、ここが小人たちの国トンタッタ王国で、どんな植物でも育てられることを教えてもらう。今は事を荒立てないほうがいいと思ったロビンは小人たちを説得した。一度では納得しなかった小人たちだが、ロビンの二度の説得にあっさり納得、戒めを解いてしまう。トンタッタ族の信じやすいことにロビンはおどろく。
トンタ長ガンチョから、ゆっくりするよう言われ、小人たちから歓迎されるロビン。だが、すでに取引まであとわずか。ローに連絡を取ろうとしてあわてるロビンはひとまずここを離れようとするが、その行動で小人たちの友好ムードが一変、武器をくれと要求する。何もないと答えるロビンだが、くれなければ身ぐるみを剥ぐと囲まれてしまう。しかし、飛び込んできた別の小人がロビンをヒーローの仲間だと言ったため攻撃が止まる。ウソップが小人たちにどんなウソをついたのかと訝しがるロビン。シーザー引き渡し刻限まであと2分。グリーンビットのローのもとに、サンジからそこを離れろという連絡が入った。