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第 2 話

香港九龍財宝殺人事件 ファイル2

2014/04/12放送

  • 脚本:冨岡淳広
  • 演出:角銅博之
  • 作画:アリエス・ナリオ ノエル・アンニュヌエボ
  • 美術:市岡茉衣

スープを飲んで絶命したチャン。はじめは日本の剣持警部に連絡し、調べて欲しい人がいると頼む。キムは犯人と疑われた時に庇ったはじめたちをホテル近くの自宅に案内。キムは韓国からの留学生だった。はじめたちが部屋からレーザーショーを観ていると、キムが上の階にいる李に気付く。はじめたちは李のいる部屋に行くと、そこではシンが頭から血を流して撲殺されていた。
この後、アイビーが九龍城出身だったと判明。チャンもシンも九龍城出身だった。アイビーによれば、ドラゴンアイは文字通り、九龍城にあった龍の像の目の部分。そのドラゴンアイを奪ったのが九龍皇帝と呼ばれた王龍(ワン・ロン)だった。ドラゴンアイはワンが取り出してから行方不明だという。
その時、はじめのスマホに剣持、明智警視から連絡が入る。瀧川と李は香港出身で、2人は20年前に日本と台湾に行ったという。話を聞いたはじめは2人とも九龍城出身だと考える。はじめがキムも九龍城出身と勘繰ると、キムはワンの息子だと打ち明ける。シンは20年前にワンを殺害した3人の犯人の内の1人だった。ワンは死ぬ間際に「毒龍が目覚めたら、みんな死ぬ」と言い残したという。
翌朝、ランが何者かに誘拐された事がわかる。李は自分がワンの息子だとはじめに打ち明ける。李はキムの兄だった。ワンは香港政府と九龍独立の交渉をする切り札としてドラゴンアイと交換に毒龍を手に入れたという。その矢先に殺害されたワン。毒龍は20年前にロシアから消えたスーツケースサイズの核爆弾だった。ドラゴンアイはすでになく、李の特殊任務は爆弾を見つけ出す事だという。
爆弾のバッテリー寿命は20年で、バッテリー切れまで10時間。最悪の場合、今夜9時に香港のどこかで爆発が起きるという。李によればランはワンの娘で、タトゥーは核爆弾の在処を示すものだった。佐木はランのタトゥーを撮影していて、はじめはその映像を見て、龍のウロコが1枚だけ赤い事に気付く。その時、はじめのスマホに美雪から着信が入る。美雪は川の上に建つ家の中にいるとはじめに助けを求める。外にはピンクのイルカが描かれた看板が見えるという。
はじめは公園内の寺院に保管された龍の像と映像のタトゥーを見比べる。その時、警察に保護されたランから電話がかかってくる。ランは赤いコートの人に誘拐され、目が覚めたら東涌のベンチにいたという。この後、大澳村がピンクのイルカで有名と判明。はじめはタトゥーと地図を重ね合せ、赤い逆鱗が示している大澳へ向かう。到着後、はじめは赤いコートの女を見つけて後を追う。女は廃墟に入って行き、その直後に悲鳴が聞こえてくる。廃墟では赤いコート姿のアイビーが喉を引き裂いて絶命していた。右手にはガラス片を持っていて、李は自殺したアイビーが犯人(毒龍)だったと判断するが…。

    

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