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第43話

消えた金メダルの謎

2016/02/27

  • 脚本:ますもと たくや
  • 演出:池田 洋子
  • 作画:松坂 定俊 / 鰐淵 和彦
  • 美術:桐本 裕美子

元重量挙げの金メダリストである鮫島が経営するジムに届いた怪盗紳士からの予告状。はじめと美雪は、怪盗紳士が狙う鮫島の金メダルを守る為、「GLORY SAMEJIMA GYM」を訪れていた。
鮫島の金メダルはジムにとっても大事なシンボルであり、盗難を恐れて2階のスタジオのガラスケースに厳重に保管されていた。スタジオは防音のため、扉も厚く頑丈で、1つしかない窓の外は警官が警備されていて、剣持は怪盗紳士であっても手出しできないと自信を覗かせる。
だが、そこに予期せぬ人物が現れる。今北新聞の記者、亀井保が鮫島を訪ねてきたのだ。どこからか怪盗紳士の予告状を嗅ぎつけた様子の亀井。鮫島は仕方なしに亀井をスタジオへと通す。一方のはじめたちは予告時間まで余裕があることからフロア内を見て回るが、何故かインストラクターの若杉に触発された剣持がジムのマシンで若杉と対決することに。と、そこに亀井と一緒にいたはずの鮫島が現れる。亀井を一人スタジオに残して来たと言う鮫島を、はじめは不用心ではと訝るが、総務の鮎川に外から見張らせているから大丈夫だろうと鮫島は笑ってみせる。しかし、鮫島が最新式バイクマシンをはじめたちに紹介してみせている時、事件が起こる。
突然、響く何かが叩き割られた音。音の先はスタジオの方向から。急ぎスタジオを目指したはじめたちの目に飛び込んできたもの。それは金メダルを奪われ無残に割られたガラスケースと、鈍器で殴られ息絶えた亀井の遺体だった。
怪盗紳士に出し抜かれ、さらに被害者まで出してしまったことに怒りを抑えきれない剣持。一方、鮫島は金メダルを盗まれたものの、オーナーとして気丈に振舞っていた。剣持は鮎川と若杉が見張っていたスタジオにどう怪盗紳士が入ったかを考えていた。ところが、はじめの脳裏には全く別の光景が浮かんでいた。亀井の頭部に打ち付けられ、ガラスケースを破るために使用されたバーベル。生々しい鮮血が残るそのバーベルには何故かプレートの内側にも血痕があったのだ。また、ドア越しにスタジオ内の亀井を見張っていたという鮎川の証言にも怪しい点があった。ガラスに映った亀井は後ろ姿ではあったものの、何かを一生懸命書き込んでいたという。しかし、亀井のメモにはその痕跡は全くなかったのだ。はじめは、これら不可解な状況からあることを驚くべき推理を導き出す。名門ジムで起こった金メダル消失事件、そして新聞記者殺害事件の真相とは一体!?

    

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