各話あらすじ

  • あらすじ一覧
  • 最新のお話

第41話

雪鬼伝説殺人事件ファイル 4

2016/02/13

  • 脚本:岸本 みゆき
  • 演出:中島 豊
  • 作画:市川 吉幸
  • 美術:桐本 裕美子

雪鬼が村人全員を惨殺して食べたという雪鬼伝説が残るいわくつきの場所で、招待客の雲沢の失踪事件、鯖木の殺害事件が次々と発生する。当初、雲沢と鯖木による自作自演と思われた一連の事件だが、はじめは美雪とともに調べを進めていく中で、ある人物による雪鬼伝説に擬えた巧妙な連続殺人ではないかと疑い始める。足跡もなく忽然と姿を消した雲沢、そして棺桶から鯖木の遺体を消えたトリック。雪鬼伝説に潜む驚愕の真相に辿り着いたはじめは「謎はすべて解けた!」と言い放つ。
椿原のコテージにある人物がやってくる。椿原が背を向けると、徐にバッグの中から取り出した雪鬼の面をつけ、椿原に襲いかかる。だが、これを物陰に潜んでいたはじめが体当たりして阻止する。男性数名で雪鬼を取り押さえたところに、美雪、文芽、斧寺も現れる。はじめは真犯人の雪鬼が椿原を襲うと推理して張り込んでいたのだ。今回の事件は2年前に自殺した新人アイドル、雪原さやかの恨みを晴らすための復讐劇だった。はじめのその言葉を聞き、椿原の顔色が変わる。椿原も、雪原や雲沢と同じ中学の出身で、スキー部の先輩だった椿原は雪原を苛めており、さらにその時の写真をネットに上げていたのだ。
はじめは一連の事件の真相を一つずつ暴いていく。皆が集まる中、突然外から血まみれのナタが投げ込まれたトリックはシーソー状に設置した板の片方にナタを置き、部屋の暖房を強める事で溶けた屋根の雪を落とし、その反動でナタが部屋に飛ぶという仕組みだった。鯖木の遺体が棺桶から消えたトリックでは二重底の棺桶が使用されていて、横倒して開けると側面にあった板が底板になり代わり、中身が見えなくなっていた。
緻密に重ねられた犯行の数々。だが、真犯人はある致命的なミスを犯していた。鯖木のノートPCを調べている美雪を真犯人が襲撃した際のある言動。そのミスから真犯人の正体を見破ったというはじめは取り押さえた雪鬼の面に手をかけ、一気に剥ぎ取る。

    

  • 金田一少年の事件簿R 2014年サイトはこちら!
  • 金田一少年の事件簿 前TVシリーズ番組サイト
  • 金田一少年の事件簿 スペシャル番組サイト
  • 金田一少年の事件簿 TVシリーズの視聴はこちら!
  • 金田一少年の事件簿 死神病棟殺人事件

ページの先頭へ