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第 39 話

雪鬼伝説殺人事件 ファイル2

2016/01/30

  • 脚本:岸本 みゆき
  • 演出:中島 豊
  • 作画:飯飼 一幸
  • 美術:桐本 裕美子

開発中のスキー場にモニターとして集められたはじめ達。この地は50年前の大晦日に、雪鬼が村人全員を惨殺して食べたという雪鬼伝説が残る場所だった。二日目、招待客の雲沢がコテージから消える謎の失踪事件が発生。雲沢のコテージの周辺には足跡がなく、それは消えた村人達の足跡が全く残っていなかったという雪鬼伝説と酷似していた。同時にスキー板や無線機がなくなり、リフトも操作不能になったため、はじめ達は、雪深いこの場所に閉じ込められてしまう。
はじめはある違和感を覚えていた。今回の失踪と雪鬼伝説の話があまりに似過ぎてはいないか。ここで起きる事件に見立てるため、はじめは誰かが意図的に雪鬼の噂をネットに流した可能性があると考えていた。一方で招待客の一人、鯖木はまるでこの状況を楽しむかのように、リゾート開発の責任者であるうぇぶすれっどのCEO月見里に纏わる黒い噂を口にする。思わず取り乱した月見里の様子に満足した鯖木はネットが繋がる場所に戻ったら失踪事件のネタを書き込むと言い放つ。だが、結局鯖木はその目的を達することは出来なかった。証拠写真として雲沢のコテージを撮影する鯖木の背後に迫る影。異変に気付き、振り向いた鯖木の目に飛び込んできたのは、ナタを振りかざす雪鬼の姿だった。
コテージでは、夕食の準備が進んでいた。そこに突然、ガラスが割れ、血まみれのナタが飛び込んでくる。恐れ慄く一同。一体誰がこんなことを。一同はその場に鯖木がいないことを気付く。黒木によれば、鯖木は夕食の連絡時にも電話に出なかったという。行方をくらました鯖木の捜索を続ける中、はじめ達は勝手口に血痕を発見する。血は点々と山小屋の方へと続いていた。かつて遭難者の遺体を安置するために使われていたという山小屋。はじめ達はそこで棺桶の中で血まみれの状態となった鯖木の姿を見つける。
斧寺はナタが投げ込まれた時は全員揃っていたのだから、やはり雪鬼の仕業ではないかと指摘する。だが、それを月見里が否定する。あの場に鯖木はいなかったではないか。鯖木であればナタを放り込むことが出来た。鯖木を憎む月見里は先ほどの遺体は偽装だった可能性があると言い出し、はじめは月見里達と共に再び鯖木の遺体をもう一度確認する事に。
月見里と黒木が棚に戻されていた棺桶を開く。そこに鯖木の姿はなかった。
鯖木と雲沢がグルとなって雪鬼伝説を利用して悪質な嫌がらせを起こした。一見理屈が通っているように月見里の推理。だが、釈然としないはじめは改めて、美雪と共に再び事件について調べ始める。そして、この雪鬼伝説に潜む驚くべき事実に辿り着く。

    

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