「秋山プロデューサー補からのメッセージ」
脚本: 演出: 作画: 美術:

「はじめて携わったTVアニメ作品で、それが『金田一少年の事件簿』と言われ“えっ”と思ってから3年半がたったとは! 時間の流れが過ぎるのは早いですね。

人気・知名度抜群の原作アニメ化という好条件でのスタートとはいえ、(1)ミステリー(2)舞台は密室(3)会話劇(4)殺人事件というこのラインナップ。うーむこれは、おおよそアニメーションの得意技を出すには程遠いのでは・・・。

正直いって始まった当初はおおいに困惑してしまいましたが、いまは『金田一』は映像表現の可能性をおおいに広げた作品になっていたと思っています。(製作スタッフは大変だったでしょうが)

148話+スペシャル1話、OP・EDの曲、全部で17曲!この数字は伊達じゃないのです。剣持警部、明智警視、佐木、いつき、二三、美雪ちゃん、そして金田一一は、忘れられないキャラクターになりました。

『金田一』を応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。TVアニメはひとまず終了しますが、金田一たちのことですからまたどこかで事件に巻き込まれるかもしれません。その時は、“じっちゃんの名にかけて”登場して欲しいですね。」

(東映アニメーション スタジオニュースH12.9.10号にて)

金田一少年のかわら版