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第 24 話 せつなの苦悩 私は仲間になれない! 2009/07/19
脚本:伊藤睦美  演出:座古明史  作画:香川 久  美術:飯島由樹子
草原でさみしそうにひとりでいるせつな。その姿を見かけたラブのお母さんが、心配になって声をかけました。でも、せつなは無反応です。それは、せつなもどうしたらいいのか悩んでいたからでした。自分が4人目のプリキュア、キュアパッションだったことを知って戸惑うせつな。もうラビリンスには戻れないし、今まで散々悪いことをしてきたので、プリキュアの仲間にもなれないと思って苦しんでいたのでした。あてもなく歩いていたせつなでしたが、暗い道を照らす光のようなものを感じて近づいていきます。それは、せつなを心配して、探し続けていたラブたちでした。
強引にラブに誘われて、せつなはレストランへとやって来ました。そこへラブのお母さんとお父さんも到着します。今日はラブの家族が、月に一度、外食する日だったのでした。ラブのお母さんは、せつなとの再会に不思議な縁を感じて、色々と親身になって接します。初めて味わう家族との楽しい時間を過ごすうちに、せつなの心にも変化が現れました。思いっきりの笑顔で笑うせつなの顔を初めて見て、ラブもうれしそうです。そのころ街では、せつなをイースとしてラビリンスに連れて帰ろうと、ウエスターがナケワメーケを暴れさせていたのでした。
ナケワメーケが暴れていることに気づき、外へと出たラブとせつな。ラブはまだ迷っているせつなを心配して、自分だけでナケワメーケをなんとかしようと、キュアピーチに変身しました。でも、ナケワメーケの攻撃の前にピンチになってしまいます。そんなピーチの姿と、今まで人々を不幸にしてきたことの愚かさを知ったせつなは、ついにリンクルンを手にとって、みんなの幸せを守るためにプリキュアへと変身しました。そこへようやく、キュアベリーとキュアパインも駆けつけます。そしてパッションは、アカルンの力を借りて、パッションハープを手にしました。
パッションの決め技「プリキュア・ハピネスハリケーン」で消えていくナケワメーケ。ついに4人そろったプリキュアは、しっかりと手を握り合うのでした。こうして事件も解決し、みんなは家へと帰っていきます。その帰り道、ラブはせつなにこのまま家に来ないか?と聞きました。ビックリするせつなに、ラブのお母さんとお父さんもそうするように勧めました。自分は幸せになってはいけないと言うせつなに、ラブのお母さんは「ひとつひとつやり直していけばいいのよ」と温かい言葉をかけます。うれしくなって、思わず涙を流すせつな。こうしてせつなは、ラブの家で一緒に暮らすことになるのでした。
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