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Blu-ray&DVD BOX10発売記念 スーパー座談会の模様を一部公開!

4月3日(火)『ドラゴンボール超』Blu-ray & DVD BOX 10の発売を前に、『ドラゴンボール』シリーズの人気キャラクターを30年以上演じている、レジェンドともいうべきお三方にお集まりいただき、座談会を行いました。その一部を特別に公開します!

孫悟空・孫悟飯・孫悟天

野沢雅子さん

ピッコロ役

古川登志夫さん

クリリン役

田中真弓さん

※座談会の続きはBOX10(4月3日発売)とBOX11(7月3日発売)の
封入特典:特製ブックレットに収録されます。

『ドラゴンボール』との運命の出会い

野沢 雅子(以下、野):オーディションの会場で原作の悟空を見たら、すごく可愛くって。絶対にやってみたいと思ってオーディション受けたら、悟空役に選ばれたんです。鳥山(明)先生が選んでくださったと聞いて、もう最高にうれしかったですね。
古川 登志夫(以下、古):そうだったらしいですね。
田中 真弓(以下、田):それからまさか悟飯に悟天と3役もやることになるなんて。

シリーズで印象的だったシーンは?

野:それぞれのキャラクターにいっぱい印象的なシーンがあるんだけど、すぐに浮かんでくるのが、おぼっちゃまみたいな格好をした悟飯かな。ナメック星に行く宇宙船に乗る時に、お出かけに行くような格好で来ちゃって、ブルマにびっくりされたシーンです。長いシリーズの中でもなぜかパッと浮かんでくるシーンなんですよ。どのシーンも甲乙つけ難いですけどね。
古:『ドラゴンボールZ』の悟飯との修業はもちろん印象に残っていますし、ピッコロが免許を取りに行くエピソードも面白かったですね。ピッコロがTシャツにキャップという、カジュアルな服装をしているのがおかしくて。
田:私が長い年月の中で一番印象に残っているのは、クリリンがピッコロ大魔王の手下に殺されたシーンですね。天下一武道会に忘れ物を取りに行った時、名前を呼ばれて振り返った瞬間にもう殺されているんですよ。そのとき時の振り返った顔がずっと印象に残っていて。フリーザにやられたときは「悟空ーっ」って断末魔の叫びがあったんですけど、あのときは、声も出さずに死んでしまって…。
野:そうだ、いままでのシリーズで一番印象に残っているシーンありました。なんといっても悟空が「クリリンのことかーっ!!」って怒るシーンですね。
田:超サイヤ人になる、きっかけとなったシーンですね。
野:クリリンは悟空の大親友ですから。『ドラゴンボール超』ではクリリンと一緒に修業をするシーンもあって、すごく懐かしかった。

今でもブルマの結婚には異議あり!?

野:最初の頃は、悟空はブルマと結婚すると思っていたんですよ。そうしたら全然違って。ベジータと結婚するなんてびっくりしましたね。
古:意外性があるよね。
田:私は、ヤムチャとブルマが結婚すると思っていた。
古:当時、徹(ヤムチャ役の古谷 徹さん)が相当怒っていましたね。
野:そうそうそうそう。
古:鳥山先生に電話をしたって言っていましたからね。「なんでですか?あり得ないですよ!?」って。本当かどうかは知らないけど(笑)。
野:でも、ベジータに対して強く言えるのは、ブルマしかいないからね。そのために一緒にしたみたい。
田:なるほどね。
野:ブルマは強い女だからね。

『ドラゴンボール』の人気は世界へ!

古:最近は海外のアニメのイベントに行く機会が多いんだけど、ドラゴンボールのコスプレイヤーを見ないところはないですね。どこに行ってもかならずいる。ピッコロのコスプレをしている人もけっこういて、うれしいですね。ピッコロの衣装なんてトイレに行きにくいと思うんだけど(笑)。髪を固めて触覚を作ったりして、再現度もすごい。写真を撮る時はちゃんと魔貫光殺砲のポーズをしてくれるしね。クリリンのコスプレも意外と多いですよ。
田:クリリンのコスプレイヤーがいるの!?
古:海外にはでっかいクリリンがいるよ(笑)。みんなちゃんと額に6つの跡を付けて。手作りの気円斬の円を持っている人もいた。マコさんと行ったイベントもすごかったですよね。マコさんが「かめはめ波ーっ!」て言ったら、3,000人くらいが一斉に「かめはめ波ーっ!」って叫んでくれて。
野:すごかったですよ。びっくりしました。
古:『ドラゴンボール』は海外でもすごい人気なんです。

ファンのみんな、オラに力をわけてくれ!?

野:『ドラゴンボール超』はクライマックスを迎えましたが、私としてはどこかでまた、『ドラゴンボール』がスタートすると思っていますので、みなさんも次のスタートを楽しみにしてほしいと思います。DVDとBlu-rayでは悟空や仲間たちの活躍が最初から全部観られますので、ぜひぜひ買っていただいて観てほしいなと思います。
古:これからも『ドラゴンボール』という大きな作品を、ずっと愛してほしいなと思います。
田:みなさんの応援があれば、きっと『ドラゴンボール』はまだまだ成長していきます。
古:みんなの応援で、力をわけてほしいですね。
野:「オラに力をわけてくれ!」