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どれみ#あらすじ    以前のあらすじを見る
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栗山 緑
五十嵐卓哉
馬越 嘉彦
ゆきゆきえ/下川忠海
第 40 話 2000/11/26 放送 春風家にピアノがやってくる!
家に飛び込んで来るなり、「ピアノを教えて」とはるかにお願いするぽっぷ。どれみにはピアノを教えたはるかが、自分には教えなかった理由をどれみから聞いて、わだかまりがとけて、素直な気持ちを伝えたのだ。はるかは感激してぽっぷを抱きしめた。だが、春風家にはピアノが無い。5年前の発表会でどれみを深く傷つけてしまった時に売ってしまったのだ。少しでもぽっぷにピアノを習わせた いどれみは、おもちゃのピアノを魔法で直してぽっぷに与え、早速ぽっぷは指の練習を教わる。
その晩、ぽっぷの為にピアノを買いたいことを相談しようとしていたはるかだったが、渓介が帰ってくると、新車の契約を済ませてきたところで、貯金を使い果たしガック リする妻と娘達をみて、何とかして見せると見栄を切る渓介であった。そのことを知ったはづき、あいこ、おんぷは、ぽっぷが練習できる場所にとMAHO堂を提案。魔法でピアノを用意し、はるかも喜んでみんなの申し出を受ける。
一方、購入資金の当てがことごとく外れ、意気消沈の渓介は自分が宝物にしていた思い出の釣り竿を手放すことを決意した。その竿を持って雑誌社に行くと、すぐに中古のピアノが買えるくらいの当てがついたのだが、それが渓介の宝物と知る編集長は渓介に理由を問いただした。渓介の気持ちを理解した編集長は、エッセイの単行本の印税を前渡しするという粋な計らいをしてくれる。
こうして春風家に念願のピアノがやって来た。大喜びでピアノを弾くぽっぷを見て、嬉しくなったどれみもぽっぷと連弾を始め、「自分もまた楽しくピアノを習いたくなった」と。それを聞き以前のわだかまりがとけたはるかは、涙を浮かべる。目の前には以前と同じ場所にピアノが置かれ、どれみとぽっぷが仲良く連弾を奏でていた。